3-1. お金の知識

20代の貯金リスクがヤバイ!2024年、現金が安心できない時代になったワケ

現金がヤバイ1

どうも、あおりんごです。

早速ですが、この記事が現実になってしまいました!

現金という投資先
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この記事では貯金のリスクはインフレが進んでしまうとヤバイ!という内容で主に書きましたが、そのインフレが全世界的に起こってしまいました!

インフレが進んでしまうと現金は目減りしてしまうからです。

今回は、貯金のリスクがヤバイのか、またどうやったらそこから回避できるのか、もう一度金融リテラシーの点から解説していきます。

この記事のポイント3つ

  1. 現金はインフレで目減り
  2. 投資先は現金➡︎株へ
  3. 投資は自分の人生と向き合って考える

ヤバかった!20代が知らない貯金リスク

貯金、つまり現金のリスクはインフレーション

貯金、つまり現金はインフレにめっぽう弱いです。

それはどういうことでしょうか?

つまり以下のとおりです。

どうして現金は減るのか

現金はインフレ、つまり物価が上がってしまうことで目減りする

インフレとは、物価、つまりモノの値段が上がることで、今まで買えていた現金の量では買えなくなることなんです。

インフレで現金目減り
図1. インフレーションとデフレーション

図1. のように今までは100円で買えていたものがインフレーションによって120円払わないと買えないというわけで、モノの価値が上がったため現金の価値が減っているということです。

詳しくはもう一度以下どちらかの記事を読んでみてください。

現金という投資先
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インフレパイラル
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つまり、インフレの状況下では現金は超弱い立場になってしまいます。

ちなみに日本は平成がはじまってからデフレの時代でしたが、とうとう日本にも2024年以降インフレの時代が到来してしまったのです。

2024年現在では世界的にインフレになっている

今、日本でも”インフレ”という言葉をよく聞くようになったかと思います。

実はアメリカでも同じようなことが起こっています。

2015年から2021年までのアメリカのインフレ率
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今のアメリカの物価は前年同期比で+3.9%ほど。

つまり、去年までの額面で変えていた商品が今年は+3.9%以上お金を出さないと買えなくなってしまった、ということです。

インフレではタンス預金は悪手の投資先

「現金」という投資をどう考えるか

タンス預金は現金への投資ということです。

しかしながら、現金はインフレの状況では非常に弱い、現金投資の最大のリスクはインフレなのです。

 

ここでよく考えていただきたいことは、「このご時世、現金という資産への投資が最適なのか?」です。

タンス預金でなくても銀行預金でずっと置いていても1年の間にお金は増えるどころか、インフレがやってきたこの時代ではどんどん目減りしてしまうんです。

現金投資のリスクが上がってきているんです。

 

ではどうするか??

現金以外の投資を、とくにやりやすい株への投資をスタートさせるのです。

現金以外に投資、簡単なものは株

自分の目の前にあってわかりやすい現金は土地や株式などと同じ資産の仲間です。

資産とは?

 

貸借対照表から見る現金という資産
図4. 現金という資産

資産の基本的な考え方は自分の持っているお金を増やすための道具です。

お金が減ってしまうリスクのある現金を持つよりも、現代の有効な投資先といえば例えばです。

株への投資は昔と違ってとてもはじめやすいです。

株ももちろんお金が減るリスクはありますが、まず第一にインフレは強い資産です。

なぜならモノの価格が上がっているということは、企業の売上も上がっているということになります。

損益計算書_純利益の使いみち

企業の売上が上がっているので利益が出やすい状況になっているということから、株価は上がります。

なので、株式投資からスタートさせてみましょう。

資産運用しましょう。

最後にもう一度言います。

現金のリスクはインフレです。

自分の人生に選択肢をもたせるために資産を増やす考え方を持ちましょう。

これを資産運用といいます。

ぼくが10年続けた本多静六式25%貯金と投資運用とは
【本多静六式】ぼくが10年実践し続けた25%貯金と投資の資産運用とはどうも、あおりんごです。 20代のあなたは、お金を貯めたい、投資したいと悩んでいるでしょう。 最初に言っておきますと、お金が貯まらない...

みなさんがリスクを把握し、理解されて、資産運用を行うべきだと結論が出ればはじめてみましょう。

まとめ

今回は、よく世間話で言われている「現金は安心」ではないことを金融リテラシーから解説してきました。

この記事のポイント3つ

  1. 現金はインフレで目減り
  2. 投資先は現金➡︎株へ
  3. 投資は自分の人生と向き合って考える