買いオペ

【図解】日銀の買いオペ・売りオペとは? わかりやすく解説

投稿日:2019/6/6

更新日:2019/10/27

 

どうも、あおりんご(@aoringo2016)です。

 

みなさん、日銀の「買いオペ / 売りオペ」って聞いたことありませんか?

 

ニュースなんかでよく聞くかと思いますが、本当に理解している方は少ないかと思います。

 

そこで今回は日銀の「買いオペ / 売りオペ」についてご紹介したいと思います!

 

日銀の買いオペ・売りオペとは?

日銀の買いオペ / 売りオペ、つまり日銀のオペレーションとはつぎのことです。

 

【日銀のオペレーション】

買いオペ:日銀が債券などを市場から買うこと。

売りオペ:日銀が債券などを市場へ売ること。

※オペ:オペレーションの略

日銀の買いオペ、売りオペは通貨の流通量を調節する公開市場操作のひとつ

 

買いオペは、中央銀行(日本では日銀)が民間銀行などの金融機関がもつ政府が発行している国債やその他CP、手形などの有価証券を買い取ること をいいます。

 

売りオペはその逆にあたります。

 

買いオペ、売りオペの効果

買いオペ、または売りオペを行うことによって、世の中に流れているお金を増やしたり減らしたりする効果 があります。

 

日本国内でお金の量が足りていないとなれば、日銀が買いオペを行って国債を買い取ることにより世の中のお金を増やします。

一方で多すぎるという場合には、日銀が民間から買い取った国債を売り払うことによってお金を減らします。

 

買いオペの仕組み

買いオペの仕組みについて、図1. でわかりやすく説明します。

 

買いオペの説明2
図1. 買いオペの仕組み

まず図1. のとおり、民間銀行などの金融機関が政府の発行する国債を買います。

 

民間銀行が国債を買う理由として、現金を金庫においておくよりも少しでも利子が発生する国債を買っておくほうが銀行の収益につながる からです。

 

買いオペ説明1
図2. 買いオペの仕組み

日銀は 日本で唯一お金を自由に発行できる機関 です。

そこで日銀は 民間銀行がもつ国債を買い取るときは 図2. のようにお金を発行します

 

買いオペの説明3
図3. 買いオペの仕組み
買いオペの説明4
図4. 買いオペの仕組み

図3.のように民間銀行などの金融機関は日銀に必ず当座預金を開設しており、準備預金制度のもと一定額を必ず預金しておく必要があります。

【関連記事】

⇒ 【簡単】日銀や民間銀行の準備預金制度をわかりやすく解説

 

そして日銀が民間銀行から国債を買い取り、図4.のように民間銀行の当座預金にお金を振り込みます。

【関連記事】

⇒ 【簡単】日銀当座預金とマイナス金利をわかりやすく解説

 

買いオペの説明5
図5. 買いオペの仕組み

日銀の当座預金にお金が振り込まれることによって、世の中にあるお金の量が増える ことになります。

 

世の中のお金は増えているの?

さてここで、本当に世の中のお金が増えているのか、は気になりますよね。

 

結論から言うと ぼくたちの社会には流れてきておらず、世の中のお金の量が増えていない ことが現状です。

コチラに関しては、以下の関連記事で詳しく解説しておりますので、合わせてご覧ください。

【関連記事】

⇒ 【簡単】マネタリーベースとマネーストックの違いのわかりやすい解説とその推移

 

まとめ

さて今回は日銀の「買いオペ / 売りオペ」に関してご紹介しました。

 

ポイントは

  • 日銀の買いオペは公開市場操作(オペレーション)のひとつ
  • 日銀の買いオペにより、お金の量が多くなる
  • 現状は日銀当座預金のお金の量が多くなっているのであって、世の中のお金の量は増えていない

 

政府の発言や日銀の総裁の発言によって、市場がどのように動くのかとてもよくわかります。

とくに「お金の動きは人の動き、人の動きはお金の動き」なのでニュースでも注目していきたいところです。

昭和初期におこった金融危機についても非常におもしろいので、ぜひ参考にしてみてください。

【関連記事】

⇒ 【歴史に学ぶ経済サイクル】昭和金融恐慌をわかりやすく解説 ①発端

 

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