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【図解】日本政府が発行している国債についてわかりやすく解説

国債のしくみ

どうも、あおりんごです。

 

みなさん、日本政府が発行している国債についてしっかりと理解されていますでしょうか。

 

ニュースなんかでよく「国債は借金だ!!!」聞くことあります。

借金、というか負債であることは間違いありません。

が、しかしながら負債である一方で資産でもあります。

 

そこで今回はむずかしい金融ニュースを理解するために、国債について理解を深めていこうと思います。

 

日本政府が発行する国債

国債とは

国債とは、政府が発行する元本が保証された債務(負債)のことで、国債には以下のような性質があります。

  • 無リスク資産
  • 利子あり

国債は 無リスク資産 です。

つまり、元本が戻ってくる日である償還期限を迎えれば、必ず元本が戻ってきます。

さらに元本に加えて 利子も必ずもらえます

 

では、発行された国債はどこが買っているのでしょうか。

基本的には 民間銀行 や保険会社などの 金融機関 です。

国債のしくみ1
図1. 国債のしくみ

なぜ、民間銀行が日本政府が発行する国債を買う(買いたがる)のでしょうか。

それは上で書いたような性質があるため 現金よりお得 だからです。

 

国債のしくみ2
図2. 国債のしくみ

現金で資産保有しておくよりも国債を資産として保有しておく方が、政府から少なからず利子の収入を得られるからです。

 

もちろん金融機関だけでなく、国債はぼくたち一般人などの個人でも購入可能です。

 

民間銀行が国債を買うしくみ

では次に民間銀行が国債を買うしくみついて図で説明していきますが、今回は図3.のように貸借対照表(BS)を使っていきます。

 

貸借対照表(BS)
図3. 貸借対照表(BS)

この貸借対照表のしくみは政府であれ、民間銀行であれ、企業であれ、個人の家計であれ全く同じ動きをします。

 

さらに図4のように2つのBSを並べます。

  1. 政府
  2. 民間銀行
国債のしくみ4
図4. 国債のしくみ

もちろん民間銀行でなくて個人であっても同じ考え方です。

 

それでは国債の動きを見ていきましょう。

国債のしくみ5
図5. 国債のしくみ

図5.のように、政府が国債を発行します。

そしてそれを民間銀行が購入します。

国債のしくみ6
図6. 国債のしくみ

図6のように、政府が発行した国債が民間銀行に移りました。

 

国債のしくみ7
図7. 国債のしくみ

図7. のように、国債を資産として保有している状態は利子が生まれ、さらに償還期限を迎えれば必ず元本が戻ってきます。

 

国債による金融政策やその他の動き

政府が国債を発行し、金融機関や個人に行き渡れば市場のマネーストックが増えることになります。

さらに民間銀行が持つ国債を日本銀行が買い取ればそれは買いオペという金融緩和になり、マネタリーベースが増えます。

 

日本政府と日本銀行は実は、企業でいう親子関係にあたります。

この関係性については以下の記事で解説しています。

【関連記事】

⇒ 【簡単】日本政府と日本銀行の貸借対照表からみる「お金の動き」のわかりやすい解説

 

なお、マネーストックとマネタリーベースの違いについては以下の記事をご覧ください。

【関連記事】

⇒ マネタリーベースとマネーストックの違いとその関係性をわかりやすく解説

 

まとめ

今回は、国債のしくみについてご紹介しました。

 

まとめると国債は

  • 無リスク資産
  • 利子あり

であるため、利子が生まれ現金よりも安全な資産となります。

 

あおりんご