どうも、あおりんご(@aoringo2016)です。
あなたは株をギャンブルだと思っていませんか?
実はぼくも最初は「株なんてギャンブルだろう」と思っていました。
もちろんそういうギャンブル要素の一面もあります。
しかし調べていくうちに、また実践を通して、ぼくはその考え方が180度変わりました。
結論は、株はギャンブルではありません。
あなたもまだきっと「株はギャンブル」と思っているかもしれません。
そこで今回は株がギャンブルではないことをご説明していきたいと思います。
※株式取引での損益などに関しては自己責任です。
- 株はギャンブルではなく資産となる
- 株(株式)を持つと株主になれる
- 株という資産を人生に活かす
もくじ
株式がギャンブルではない1つの理由
株式がギャンブルではない1つの理由とは
ぼくも株式をもつことがギャンブルだと思っていましたが、競馬やパチンコなどのギャンブルと、株が明確に違う理由はひとつあります。
株式は “資産” だから

株は一見ギャンブル要素が強いですが、すべてがギャンブルというわけではありません。
それは株を買えば個人の資産として保有できるものだからです。
株を買えば資産というと貸借対照表でいう資産の部類にあたり、あなたが持つ家や自家用車も資産のうちに入ります。

ギャンブルではない株式の性質
それでは資産となる株式の基本的な性質をご紹介します。
- 株を持つと株主になれる
- 株主は企業経営に携われる
- 株主は企業の利益を受け取れる
それでは簡単に説明していきましょう。
株を持てば株主になれます。
そして(これはあなたも知らない事実かもしれませんが)株式を持つということは実は「企業の一部を持つ」ことに等しいのです。
株主の立場というのは、企業にお金を出資する立場です。
それは100万円だろうが、1億円だろうが、株主は株主です。
株式を持つ、つまり株主である立場は企業の一部を保有していることからその自分が持つ株式の企業経営に関わることもできます。
それはその企業の保有数によって経営を決める議決権に影響力が変化します。
ここではじめて、企業に投資する100万円と1億円の株主の間に差が生まれます(もちろん企業に1億円投資している人の方が企業経営に大きな影響力を与えます)。
一方で、株主は自分のお金を企業に預けるため、そのお金がなくなる可能性もあります。
これは株主にとってリスクです。
リスクを背負う変わりに、リターンも得られます。
それは企業から出た利益を山分けできるのです。
企業はどんな企業であれ、利益最大化のために運営されています。
つまり、売り上げた金額から製品の原価やぼくたちのお給料(人件費)を差っ引いて残る利益は株主のためのものと言うことです。
これは生きていく上でとてもとても大切な損益計算書の仕組みです。

これが株主の性質です。
だから、競馬やパチンコにはこういったリターンを得られないため、株式はギャンブルとは言えないのです。
株式投資で得られる利益
株を持てば2つの利益を狙えることになります。
- キャピタルゲイン(売買益)
- インカムゲイン(配当金)
キャピタルゲインは株式を買ったときよりも高く売れた場合に得られる利益のことです。
こちらはある意味、ギャンブル要素が強いかもしれません。
インカムゲインは株式を買って保有し続けたときに得られる利益のことです。
例えば配当金や株主優待券がそれにあたります。
企業が配金や株主優待券を出し続ければもらえます。
これは企業が儲けた分を、出資してくれた株主に還元するために行われるので、ギャンブル要素が低いといえます。
ギャンブルではない株式という資産をうまく使いこなす
投資した金額に対して得られるリターンがどれくらいなのかを示す値が利回りというものです。
ちなみに貯蓄が好き!というあなたは、現金という資産に投資していることになります。

一方で、株式以外にも債券という投資先もあります。
それぞれの資産利回りは以下の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。

これらの資産から生まれた利益を再投資する考え方を持つことができれば、人生を長期的に考えたときに複利効果となってとても有利に働きます。

あなたが20代であれば、ぜひこの複利効果を存分に活かしたいものですね。
まとめ
今回は株がギャンブルではない理由についてご説明してきました。
- 株はギャンブルではなく資産である
- 株(株式)を持つと株主になれる
- 株という資産を人生に活かす
ぼくも株式がギャンブルだと思っていましたが、この株を持てば株主になれる認識を持ってから株という概念が大きく変わりました。
またそれを自分の人生に大きく貢献してくれることも知りました。
最後に念を押しておきますが、株式取引での損益などに関しては自己責任です。
くれぐれも人に責任を押し付けないように注意しましょう。
あおりんご