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今回は企業が借入金したいときに必ず必要になる金利について、これが世の中の景気にとっても重要な役割となっている理由をわかりやすく解説します。
- 企業が銀行から借入金をするときの金利が世の中の景気にとても重要
金利が世の中の経済の方向性を決める
企業が工場を建てたいときに銀行に借入金を依頼
企業は工場などを建設してより一層儲けたいときに、もちろんその設備投資にはお金が必要になります。
ただし、銀行から借入したら必ず利息を支払わなければなりません。
この利息にかかる金利がとっても重要です。
景気と密接に関係する金利の決まり方
そんなとっても大切な金利ですが、決まり方には2通りあります。
- 10年物国債(固定金利)
- 短期プライムレート(変動金利)
これらは借り手側である企業がどのような方法で金融機関から借入れたいかによって、固定金利を選ぶか変動金利を選ぶかの選択が変わります。
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固定金利と変動金利
固定金利は10年物国債によって決まり、変動金利は都市銀行が決める短期プライムレートによって決まります。
もう少し具体的に説明すると、固定金利は日銀が市場にある国債を買い集める買いオペすることなどによってコントロールします。
変動金利は世の中の景気によって銀行が独自に金利を判断します。
景気に対するお金の需要と金利の関係について
世の中の景気には金利がとても大切です。
なぜなら設備投資をしたいときに必要な借入金の金利が低いと費用が減ることから企業が生み出す利益は増えます。
そのため、企業は金利が低いと返す利息も小さくなることからお金は借りやすくなります。
一方で金利が高いと返す利息も高くなることからお金は借りにくくなります。
このように、金利が世の中のお金の需要と密接に関係しています。
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まとめ
今回は企業が借入金したいときに必ず必要になる金利について、これが世の中の景気にとっても重要な役割となっている理由をわかりやすく解説しました。
- 企業が銀行から借入金をするときの金利が世の中の景気にとても重要