1-1. 日本の経済

米国の歴史的経済成長!アメリカのインフレ率をCPIと推移チャートで調査

1913年〜2021年のアメリカのCPI

どうも、あおりんご(@aoringo2016)です。

 

あなたは、アメリカのCPIについて知っていますか?

CPIとは、消費者物価指数のことです。

アメリカでは、統計をとりはじめた1913年から今までで、なんと28倍も物価が上がっていました。

 

そこで今回は、アメリカのCPIについてご紹介します。

この記事のポイント

  • アメリカのCPIは1984年が基準で100となっている
  • 1913年から28倍
  • 程よいインフレ率を維持しているのでアメリカは成長している

まずCPI(消費者物価指数)ってなに?

CPIとは

CPIとは

CPIとは、Consumer Price Indexの略で、消費者物価指数のこと。

国のモノやサービスの値段を把握する統計で、CPIが上がっていればインフレになる。

詳しいCPIについては以、下の記事をご覧ください。

消費者物価指数(CPI)
消費者物価指数とは?今すぐ知りたい経済指標をわかりやすく解説どうも、あおりんご(@aoringo2016)です。 みなさんは日本の物価を測る指標を知っていますか? 物価とは、モノやサービスの値段...

あなたが知らないアメリカのCPIとは

アメリカは以下の基準でCPIの統計をとっています。

アメリカのCPI

アメリカのCPIは、1913年から統計を開始した。

1984年を基準とし、100となっている。

アメリカのCPIの時系列推移とは

アメリカのCPIの時系列推移(1913年~2021年)

次にアメリカのCPIの時系列推移を見ていきましょう。

次のグラフがアメリカのCPI時系列推移です。

1913年〜2021年のアメリカのCPI
グラフ1. 1913年~2021年のアメリカCPI推移
(出典:アメリカ労働統計局)

アメリカは、1913年からCPIのデータをとっています。

  • 1913年:9.8
  • 2021年:274

これらから、約100年間でアメリカの物価が約28倍インフレしたことがわかります。

インフレ率(CPIの前年同期比)

次に、アメリカのインフレ率(CPIの前年同期比)を見ていきましょう。

1913年~2021年のアメリカのインフレ率
グラフ2. 1913年~2021年のアメリカインフレ率推移
(出典:アメリカ労働統計局)

グラフ2からわかるように、アメリカは毎年のように物価が上がっていることがわかります。

もちろん、毎年物価が上がっているので複利がはたらくことからデフレを経験していないことがわかります。

アメリカという国が驚異的な成長を遂げている1つ理由

この国が驚異的な成長を遂げている1つの理由は、アメリカのCPIが上がり続ける好循環を持っている点です。

基本的に、以下のサイクルが生まれます。

原料価格上がる → 値上げする → 企業の売上も上がる → モノの値段が上がっているので従業員が消費に疲弊しないために給料を上げる → より消費する → 消費者物価指数(CPI)上がる

インフレしすぎてしまうと、給料アップが追いつかないため好循環にはならないため、程よいインフレ(一般的にはインフレ率2%ほど)が望ましいと言われています。

まとめ

今回は、アメリカのCPIについてご紹介しました。

この記事のポイント

  • アメリカのCPIは1984年が基準で100となっている
  • 1913年から28倍
  • 程よいインフレ率を維持しているのでアメリカは成長している

あおりんご