どうもです。
今回は企業が借入金したときに最終的に日本銀行の通貨発行につながる意外にもシンプルなお金の流れをわかりやすく解説します。
- 企業が銀行から借入することで最終的に日本銀行は通貨発行する
企業が借入金したときの銀行のお金の流れ
① 企業が借入金
設備投資したいときに、自分の企業内に自己資本で溜め込んだお金がなければ、基本的には金融機関(今回は民間銀行)にお金を借り入れます。
実はこのときに民間銀行にあるお金が市場に出回ります。
■お金はどこから?日本を支える社会保障費の財源と使いみちの内訳と推移とは
■いや、外国の賃金高いし!OECD加盟国別平均賃金と、G7や北欧の消費税を比較した結果
■え、経済大国第3位の日本は33位!?あなたが知らない一人あたりGDPとは
② 民間銀行の企業への貸出
次に民間銀行が企業へお金を貸し出しますが、このときに自分にある日銀預け金などの預け金が減ります。
③ 日銀当座預金からの引き出し
貸出金を増やしたため、民間銀行が日銀当座預金に預けているお金を引き出ししました。
■国家破綻はウソ?健全運営する日本政府の財務諸表を最新データで分析
■保有資産は?金融調整の役割を担う日本銀行の財務諸表を最新データで分析
■日本が破綻しない1つの理由とは?政府と日本銀行の貸借対照表データで解説
④ 日銀の買いオペにより当座預金を増加(通貨発行権)
日銀は市場にある国債を買うことで当座預金が増えます。
このことを買いオペと言います。
国債を買うことで日銀当座預金が増えるが、これが唯一できるのが通貨発行権をもつ中央銀行です。
買いオペして買い取った国債に対し、支払う金額を民間銀行が開いている当座預金に入金します。
■「銀行の銀行」である日本銀行の役割とは?10の項目をわかりやすく解説
■【2022年度最新版】日本銀行、決算発表!日本のETF買い増し続けて分配金1兆円越えの勝ち組な財務諸表を分析
まとめ
今回は、企業の借入金が通貨発行につながる流れをシンプルに解説してみました。
- 企業が銀行から借入することで最終的に日本銀行は通貨発行する