1-1. 日本の経済

お金はどこから?日本を支える社会保障費の財源と使いみちの内訳と推移とは

970-2019_社会保障費用の支出の内訳

どうも、あおりんご(@aoringo2016)です。

 

あなたは、社会保障の収入と支出について知っていますか?

社会保障というのは、国の社会福祉インフラ、とくに医療や年金の総称です。

今回は、そんな日本における社会保障の収入源と支出先についてご紹介します。

この記事のポイント

  • 社会保障に対する支出は181兆円
  • 支出先の内訳は、医療、年金、介護対策
  • どんどん貧しくなる日本国民

みんなが知らない社会保障とは

社会保障とは

社会保障とは

社会保障とは、年金、医療、介護、子ども・子育てなどの分野に分けられ、具体的には以下を総称したものです。

  • 社会保険:病気やけが、出産、死亡、老齢、障害、失業などへの保険
  • 社会福祉:障害者、母子家庭など社会生活を送る上で様々なハンディキャップに対する福祉
  • 公的扶助:生活に困窮する人々に対して最低限度の生活を保障制度
  • 保健医療・公衆衛生:人が健康に生活できるための予防、衛生

つまり、日本で生きる人々の生活を保障するための制度になります。

日本を支える社会保障の収入源と支出先はどうなってる?

社会保障制度に対する収入とその推移

日本の社会保障制度を支える収入源について見ていきます。

まずは、グラフ1.が、1970年~2019年までの社会保障の収入推移です。

1970-2019_社会保障費用の収入
グラフ1. 1970年~2019年までの社会保障に対する収入の推移
(出典:社会保障費用統計(国立社会保障・人口問題研究所))

直近、2019年のデータでは、社会保障への収入源の合計は177兆円です。

社会保障制度に対する収入源の内訳

日本における社会保障制度の収入源は、次のグラフ2.です。

1970-2019_社会保障費用の収入の内訳
グラフ2. 1970年~2019年までの社会保障に対する各収入源の推移
(出典:社会保障費用統計(国立社会保障・人口問題研究所))

日本の社会保障に対する収入源は、177兆円ですが、その大部分の内訳は

  1. 国民の社会保険料:39兆円(29.4%)
  2. 国民の社会保険料:35兆円(26.5%)
  3. 国からの負担分:34兆円(32.5%)

というようになっています。

 

国民の社会保険料は、みなさんもご存知のとおりぼくらの給料から天引きされる収入です。

一方、国からの負担分は、ぼくらの税金や国債から社会保障に割り当てられる収入です。

社会保障制度に対する支出とその推移

次は、日本の社会保障に対する支出です。

グラフ3.が、1970年~2019年までの社会保障の支出推移です。

1970-2019_社会保障費用の支出
グラフ3. 1970年~2019年までの社会保障に対する支出の推移
(出典:社会保障費用統計(国立社会保障・人口問題研究所))

2019年の日本の社会保障に対する支出は、181兆円です。

社会保障制度に対する支出先の内訳

日本における社会保障制度の収入源は、次のグラフ4.です。

970-2019_社会保障費用の支出の内訳
グラフ4. 1970年~2019年までの社会保障に対する各支出先の推移
(出典:社会保障費用統計(国立社会保障・人口問題研究所))

日本の社会保障に対する支出合計は、181兆円ですが、その大部分の内訳は

  1. 国民の医療、出産への負担:41兆円(23.1%)
  2. 国民への年金負担:55兆円(30.4%)
  3. 介護対策への負担:11兆円(5.9%)

というようになっています。

社会保障に対する収入のほとんどが、医療や年金受給者への負担、つまり投資となっています。

社会保障への支出が膨張する日本、、

社会保障は、少子高齢化社会を迎えた日本においてとても重要な問題です。

なぜなら、日本経済が成長していない(GDPが伸びていない)状況で、社会保障費用が膨張しているということは、ぼくたち現役世代の生活で使うために稼いだお金が、知らないうちに減ってしまっているということです。

 

コロナ禍を経たこれからの日本社会は、少子高齢化が加速するでしょう。

先日は、雇用保険料の値上げもニュースになっていました。

それでは、現役世代のぼくたちの生活がどんどん貧しくなるでしょう。

まとめ

今回は、社会保障の収入源と支出先についてご紹介します。

この記事のポイント

  • 社会保障に対する支出は181兆円
  • 支出先の内訳は、医療、年金、介護対策
  • どんどん貧しくなる日本国民

あおりんご