どうも、あおりんご(@aoringo2016)です。
あなたは、日本の株式市場にはそのマーケットを支える二大巨人がいることを知っていますか?
その組織の名前は日本銀行とGPIFです。
この2つの巨大な組織が日本の株式市場の最大の買い手となっています。
そこで今回は、日本の株式市場の二大巨人である日本銀行とGPIFの買入金額についてご紹介します。
- 日本の株式市場には日本銀行とGPIFの二大巨人がいる
- 日本銀行は37兆円、GPIFは50兆円
- 日本全体の時価総額のうち約23%がこの二大巨人が保有している
日本の株式市場を支える巨人とは
日本銀行とGPIF
日本の株式市場を支える2つの組織は日本銀行と年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)です。
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二大巨人は日本の株式市場にどれくらいのお金を投資している?
日本銀行とGPIFは以下の金額をETFで買い入れています。
- 日本銀行:37兆円
- GPIF:50兆円
つまり二大巨人だけで日本の株式市場に合計約87兆円も入っていることになります。
2023年3月末時点の東証プライム市場、東証スタンダード市場、東証グロース市場の基準時価総額を足し合わせた金額が約383兆円(参照:東京証券取引所)ですので、この二大巨人だけで東証の約23%にあたります。
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二大巨人の資金はいったいどこから来ている?
この二大巨人はいったいどこから資金が来ているのでしょうか。
それは日本銀行は金融緩和政策によるETF買入。
GPIFはわたしたち国民の厚生年金や国民年金です。
これらのお金を日本の株式市場で運用しています。
特に日本銀行は日本の経済が危なくなり株式市場が暴落するなど起こると、日本の株式市場を守るため最後の買い手としてETFをたくさん買い入れます。
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まとめ
今回は、日本の株式市場の二大巨人である日本銀行とGPIFの買入金額についてご紹介しました。
- 日本の株式市場には日本銀行とGPIFの二大巨人がいる
- 日本銀行は37兆円、GPIFは50兆円
- 日本全体の時価総額のうち約23%がこの二大巨人が保有している
あおりんご