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【GDPとは】名目GDPと実質GDPをわかりやすく解説

投稿日:2019/5/23

更新日:2019/10/12

 

どうも、あおりんご(@aoringo2016)です。

 

先日GDPの速報値が発表され、なにかと最近はGDPの話題が多いかと思います。

 

でもニュースを読んでいると「名目GDPが〇〇!!!」とか「実質GDPが▲▲!!!」とか、頭がこんがらがってきてしまいます。

 

みなさんはニュースを読んでいるとき、この2つGDPの違いを意識して読んでいますか??

 

ぼくも「どっちがどっちだったかなぁ」と悩むときもあります。

 

なので今回はGDPについてご紹介したいと思います!!!

 

GDPとは

国内総生産(Gross Domestic Product):一定期間内に国内でうまれたモノやサービスの 最終生産物の総額 のこと

※原材料はGDPには含まれない

 

です。

 

つまり、ぼくたちが消費しているモノやサービスの日本国内全体の値段を足し合わせた額のことです。

GDPって小学校くらいに習いましたよね。

 

そしてGDPは2つ種類にわけられます。

  • 名目GDP
  • 実質GDP

です。

 

先にお伝えしておきますと、名目GDPと実質GDPの大きな違いは 物価の影響 です。

順番に見ていきましょう。

 

名目GDP(Nominal GDP)

名目GDP(円):単純に、ぼくたちが消費しているモノやサービスの値段を足し合わせた全部の額のこと

 

なので、日本国内で生まれたそのままの値段と言えます。

 

実質GDP(Real GDP)

実質GDP(円):物価の影響を差し引いた モノやサービスの値段を足し合わせた全部の額のこと

 

実質GDPは物価の影響を差し引いています。

 

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図1. 名目GDPと実質GDPの違い

名目GDPと実質GDPの違いの例

ありきたりで教科書チックですが、かんたんなケーキ屋さんの例を用いて、名目GDPと実質GDPの説明していきましょう。

 

ケーキを1年間でひとつ120円で10,000個売ったとします。

年間の売上は120万円です。

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図2. 名目GDPと実質GDPの違い

売上をGDPで考えると、

 

1年目の名目GDPと実質GDPは同じ 120万円 となります。

 

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図3. 名目GDPと実質GDPの違い

次に2年目です。

 

2年目はケーキの材料費などが上がったため、ひとつ150円で売ることにしました。

ケーキの評判がよくなり、お店の認知度も上がったため年間で15,000個売れたとします。

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図4. 名目GDPと実質GDPの違い

2年目のGDPは材料費などが上がったことから、名目GDPは 225万円 となります。

 

一方で物価が上がったことによる影響もあり、それを差し引くと実質GDPは 180万円 となります。

 

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図4. 名目GDPと実質GDPの違い

このように、名目GDPと実質GDPは求めます。

 

これらからニュースでGDPを見るときは、名目GDPなのか実質GDPなのかを確認する必要があります。

 

GDP成長率

よくニュースで取り上げられるのは GDP成長率 ではないでしょうか。

 

GDP成長率(%)一定期間内に どれだけのGDPが成長したのか という値、景気を見る指標

 

GDPは日本国内で生まれたモノやサービスの総額でしたので、それが一定期間内に増えていればGDP成長率はプラス%になります。

 

一方で、減っていればGDP成長率はマイナス%となります。

 

ちなみに先程のケーキ屋さんでGDP成長率を考えると、以下のとおりになります。

 

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図5. GDP成長率

あまり現実的ではない成長率ですね笑

 

日本の景気をよくするには

GDPが増える、GDPがプラス成長率にあるようにするには、日本国内のモノやサービスの総額を多くしなくてはいけません。

 

GDPが増えれば、景気がよくなっている証拠 になります。

 

日本の景気を良くするためには現金を貯め込むのではなく、今まで以上に消費しなければいけません

 

しかしながら、2019年10月1日に消費税の増税が行われ、個人の消費は今まで以上に冷え込むことが予想されます。

【関連記事】

⇒ 【簡単】日本政府と日本銀行の貸借対照表からみる「増税不要」のわかりやすい解説

 

また企業の設備投資も活況ではないことから、個人と企業からの出費は今後も考えにくい状況です。

 

では誰がお金を使っていくのでしょうか。

最後に残るのは 政府のみ と考えています。

ジョン・メイナード・ケインズの理論のように政府が公共事業にお金を投じ、どんどんとお金を流せれば、世の中の景気や経済は上向くと考えています。

 

個人的には国債をたくさん発行して、どんどん公共事業にお金を投じていただきたいです。

【関連記事】

【簡単】日本の財務諸表10年分のデータからみるわかりやすい解説

 

まとめ

さて、今回はGDPについてご紹介しました。

 

ポイントは以下の通りです。

  • GDPには2種類ある
  • 名目GDPは物価変動をプラスした値、逆に実質GDPは物価変動をマイナスした値
  • 景気を良くするには日本国全体(個人、企業、政府)が今まで以上に消費する

 

日本経済は下がっていますので、立て直しが必要ですね。

またGDPデフレーターに関してもコチラで解説しておりますので、合わせてご覧ください。

【関連記事】

⇒ 【簡単】GDPデフレーターをわかりやすく解説

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