どうも、あおりんごです。
今回は国債とマネタリーベースの関係について解説します。
この記事のポイント3つ
- BS上ではマネタリーベースは日銀、国債は政府
- 国債の最大の買い手は日銀、つまり国債を買うとマネタリーベースは増加
- 国債の53%は日銀が保有
意外に知らない?超重要な国債とマネタリーベースの関係とは
国債ってなに??
国債とは日本政府が発行する債券のことです。
国債は税金とは別の側面をもった日本政府の財源にもなりえます。
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じゃ、そもそもマネタリーベースとは
マネタリーベースの構成要素とは以下のようにできています。
- 日銀当座預金
- 貨幣
- 紙幣
マネタリーベースは日銀が大きく関係しています。
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バランスシート上ではマネタリーベースは日銀、国債は政府
バランスシートで見てみるとわかりやすくなります。
マネタリーベースでは日銀の負債側に、国債は発行元である政府の負債側にあります。
国債の最大の “買い手” は日銀!だから国債を資産にたくさん持っている
誰かの負債は誰かの資産。
政府側では負債である国債の最大の買い手は日本銀行。
つまり、日銀側では国債は資産になります。
通貨発行によって日銀が買い付けた国債は日銀当座預金に入ることから、結果的にマネタリーベースが増加するということです。
もちろん通貨の量は増えます。
ちなみに日銀が国債を買い付ける行為を買いオペといいます。
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まとめ
この記事のポイント3つ
- BS上ではマネタリーベースは日銀、国債は政府
- 国債の最大の買い手は日銀、つまり国債を買うとマネタリーベースは増加
- 国債の53%は日銀が保有