どうも、あおりんごです。
2025年3月現在のアメリカフィリップス曲線の値です。
アメリカフィリップス曲線(2025年3月)
アメリカフィリップス曲線(2025年3月)
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(Ref:FRB)
失業率は若干の上昇した一方で、アメリカcore CPIから算出されるインフレ率が4年ぶりの2.0%台へと大きく下げた結果、グラフ上のドットは前月より大きく下へ。
2025年2月のFF金利は4.33%と前月と同じ。
アメリカのcore CPIが下落し始めましたが、トランプ大統領の対中対策である関税によって米経済がリセッション(景気後退)になるという懸念から大きな乱高下を繰り返しています。
【2025年4月10日の米国株価】
- ダウ平均:▲2.50%
- ナスダック:▲4.31%
- S&P500:▲3.46%
レポート
今月発表のcore CPIは大きく下がりました。
core CPIが下がり切っておらず2024年6月以降、過去8ヶ月間ほぼ同じ水準のフィリップス曲線の点を維持していましたが、やっと物価上昇の歯止めがかかりました。
アメリカがインフレ対策をはじめて丸3年経ちましたが、歴史的に見てもインフレを抑えるのに苦労することがよくわかります。
トランプ大統領が世界貿易へディールのために高関税を各国へ課しておりますが、今後のFRBはインフレに歯止めがかかったことから金融緩和もしやすい経済状況といえます。

【どうなる株価】FRBが動くテーパリングとは?意味と影響をわかりやすく
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