どうも、あおりんごです。
2025年1月現在のアメリカフィリップス曲線の値です。
アメリカフィリップス曲線(2025年1月)
アメリカフィリップス曲線(2025年1月)
アメリカ2025年1月度のフィリップス曲線です。
2025年1月.jpeg)
(Ref:FRB)
失業率は若干の下落した一方で、アメリカcore CPIから算出されるインフレ率が前月よりも上昇した結果、グラフ上のドットは前月よりやや左上に。
2025年1月のFF金利は4.33%と前月の4.64%に比べ、▲0.15%の金利下落。
ここ半年、core CPIが下がり切っていないことを考えると米経済の消費が安定していますが、2024年6月以降、過去8ヶ月間ほぼ同じ水準のフィリップス曲線の点を維持していることから若干の金融緩和政策を進めていますが、インフレ率に影響を与えていないことがわかります。
トランプ大統領が誕生して以降、自国中心の保護貿易によりカナダ、メキシコ、中国を中心に関税を高める政策を進めています。
まさにバイデン政権とは真逆の政策となっています。
インフレ率が3.0%以下と下がりきっていないことを考えると、この関税がさらなるインフレ率を呼び起こさないか注視していきたいものです。

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