昭和金融恐慌_1

【歴史に学ぶ】経済サイクル ①昭和金融恐慌がおこるまで

投稿日:2019/9/8

更新日:2019/9/8

 

どうも、あおりんご(@aoringo2016)です。

 

最近は、バブルが作られる過程と、そのあとの暴落のことについて調べています。

 

ぼくはまだ暴落という暴落を経験したことがないので、

本などでしか情報が得られません。

 

日本での暴落といえば

  • 1991年 日本バブル崩壊
  • 1997年 アジア通貨危機
  • 2006年 ライブドア・ショック
  • 2008年 リーマン・ショック

が、みなさんの記憶に残っているのではないでしょうか。

 

これらは平成に起こった暴落ですが、今回はぼくたちの記憶にない1927年の「昭和金融恐慌」にフォーカスしていきます。

 

昭和金融恐慌とは、そのあとの1929年に起こる世界大恐慌の前に日本で起こった不況です。

 

なぜ恐慌が起こったのか、今回はまず昭和金融恐慌の前段階までを書きたいと思います。

 

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その前に、調べようと思った背景

今回、ぼくが昭和金融恐慌を調べようと思った背景といたしまして「経済にはサイクルがある」ということを知りたかったから、です。

 

経済サイクル、つまり「好景気→不況→好景気→不況…」と交互にやってくることです。

 

今までどんな理由で好景気になり、どんな理由で不況になったのかを知ることで、その景気サイクルに合わせた投資ができるのではないか、という考えに至ったからです。

 

個人的には好景気や不況が「なぜ起こったのか」という厳密な詳細よりも、そのときどきの人々の行動や気持ちを中心に調べられたらと考えています。

 

歴史的背景は内容がむずかしく、情報をインプットするにも、アウトプットするにも骨が折れますが、ちょっとチャレンジしてみようと思います。

 

昭和金融恐慌前のスキーム(1918年〜1920年)

今回は、1927年におこる昭和金融恐慌前のスキーム(1918年〜1920年)までをお伝えします。

スキームは以下の図1の通りです。

 

昭和金融恐慌のスキーム~前段階~ 時系列
図1. 昭和金融恐慌のスキーム~前段階~ 時系列

恐慌がおこる手前は必ず好景気があります。

このときの好景気は、第一次世界大戦によってもたらされました。

 

第一次世界大戦の終戦

1914年にはじまった第一次世界大戦が1918年に終戦しました。

 

世界各国は大きな戦争によりモノが足りない状況になったため、日本にもモノを輸出するために生産が活性化し、戦後の好景気が訪れました。

 

戦後の好景気の5つの理由

第一次世界大戦後の好景気の理由は5つあります(図2.)。

 

昭和金融恐慌のスキーム~前段階~ 戦後の好景気の理由
図2. 昭和金融恐慌のスキーム~前段階~ 戦後の好景気の理由

つまり、世界にモノが不足していたため、日本からの輸出が激増しました。

 

世界に輸出しなければいけないため、海運業が儲かりました。

 

世界にたくさんのモノを供給するために、それぞれの企業が活性化さらました。

 

その結果、結果的に企業が大きくなり、正貨も増えていきました。

 

投機への過熱感

こうした好景気が訪れれば「儲けれるだけ儲けてやろう!!!」と考える人々が多くなり、人々は自分の気持ちをコントロールできず緩慢になり、どんどん投資資金も増えていきました。

 

極めつけは、銀行の放漫な貸し出しです。

第一次世界大戦中にためこんだ豊富な預金があり、それがもととなって銀行のイケイケドンドンな貸し出しが増え、投機熱が増していきました。

 

これらの結果、1920年前半には過熱感が見えてきたそうです。

 

戦後の好景気を吹きとばす暴落

だんだんと「これは行き過ぎではないか?」という心境が人々に芽生えはじめ、そう考える人が多くなり、売りが多くなりました。

 

人々のなかでは悲壮感が漂い、1920年3月に急落、暴落がおきました。

よって、第一次世界大戦の好景気は吹きとんだようです。

 

ここでは第一次世界大戦の好景気が吹き飛びましたが、ここから金融恐慌がはじまっていきます。

 

まとめ

今回は、1927年におこる昭和金融恐慌前に何があったのかのスキームをお伝えしました。

 

「好景気→儲けてやろうという人が増える→儲かる→緩慢になる→行き過ぎる→高いのでは?と考える人が増える→悲壮感あふれる→暴落する」

というスキームがありました。

 

この1920年の暴落がキッカケで、次に大きな不況がやってきます。

次回以降は、1927年におこる「昭和金融恐慌」に迫っていきたいと思います。

 

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