どうも、あおりんごです。
あなたは株価は毎日見ていますか?
株に投資をしていれば、株価が気になるのも当然ではないでしょうか。
とはいってもそもそも「株価」とはいったいなんなのでしょうか。
毎日見ている株価でも「あれ、株価はなんで毎日動くんだろう?」と考えれば疑問が湧いてきませんか?
そこで今回は株価についてわかりやすく解説していこうと思います。
- 株価とは企業につけられている一株あたりの値段
- 買いたい人が増えれば株価が上がる
- 売りたい人が増えれば株価が下がる
上がる?下がる?の基本!毎日動く株価とは
投資をする上で基本となる株価とは
株式市場において、今その企業につけられている一株あたりの値段
つまり、企業がたくさん発行している株価のひとつの株(一株)あたりの値段ということです。
株価が動く要因となる計算式とは
株価の計算式は以下の通りとなっています。
株価は、時価総額を発行済株式総数(発行済株式数ともいう)で割った値が日々投資家が見ている値となります。
この式からもわかるように株価が動く要因は2つあります。
- 時価総額
- 発行済株式総数
時価総額(Market Capitalization)とは
次に、時価総額についてです。
株式市場が現在に示している企業の規模(大きさ)
つまり、株式市場的に時価総額が大きくなればなるほど大きな規模の企業と言えます。
または株式市場で評価されている値段とも言えますので、人々の需給によって動きます。
日本の時価総額ランキング(2021年3月18日時点)
日本の時価総額ランキングは現時点では以下の通りとなっております。
- トヨタ自動車 27兆円
- ソフトバンクグループ 21兆円
- ソニー 15兆円
- キーエンス 12兆円
- 日本電信電話 11兆円
世界の時価総額ランキング(2021年3月18日時点)
世界の時価総額ランキングは以下の通りとなっております。
- アップル 209兆円
- マイクロソフト 179兆円
- アマゾン 158兆円
- アルファベット(Google) 68兆円
- フェイスブック 68兆円
日本と世界(とくにアメリカですが)とでは企業規模が全然違いますね笑
発行済株式総数とは
次に発行株式総数についてですが、発行株式総数とは以下のとおりです。
企業が実際に発行した株式の総数
つまり、上場会社が市場で取引させている株式の量となります。
なお、発行可能株式総数という用語もありますが、こちらは企業が市場に発行できる最大限の株式の量となります。
時価総額とは反対に、発行済株式総数は企業側によってコントロールできます。
たとえば以下の方法が考えられます。
- 新株発行
- 第三者割当増資
- ストックオプション
などです。
企業側が資金を調達するために市場に株を流すのですが、これらを行うことによって株価の量が増えるためすでに株を持っている株主は株の価値が薄くなります。
投資家はこれを嫌って株の売り判断につながる可能性もあります。
また発行済株式総数は企業によってどれだけ発行しているのかは違います。
他社との各数値を比較するために、発行済株式総数で割ると一株あたりでの数値となりますので他社と比較しやすくなります。
株価は買いたい人と売りたい人とのバランス
株価は買いたい人と売りたい人とのバランスで決まる
株価は、買いたい人と売りたい人の間(需要と供給)で、どちらが多いかによって動きます。
買いたい人と売りたい人との綱引きといえます。
さらにこの綱引き関係で決まる株の値段は、人(市場参加者、株式売買に関わっている人たち)のさまざまな思惑で決定された結果です。
だから株価の動きは、よりわかりにくくなります。
バフェットがよくいうように、株価というものは 「毎日、Mr.マーケットが企業の値段を提示してくれるだけのもの」 とも言えます。
なぜ上がる?株を買いたい人が多くなると株価は上がる
基本的に株価は、「この企業の株がほしい!」と思って株式をたくさん買う人が売る人よりも多くなれば、株式の値段は上がります。
株価が上がる例をあげると、
- 業績が好調になり、利益が増える
- 配当が増える
- 株主への利益還元のために株主優待を配る
こういった内容が株価を上げる要因となりえます。
なぜ下がる?株を売りたい人が増えると株価は下がる
一方で「この持っている企業の株はいらない!」と思って株式をたくさん売る人が買う人よりも多くなれば、株式の値段は下がります。
株価が上がる例をあげると、
- 業績が不調になり、利益が下がる
- 配当が減る
- 株主への利益還元のために株主優待を廃止する
こういった内容が株価を下げる要因となりえます。
PERとPBRとは
時価総額から純利益や純資産を割ることで、投資にとても大切な価値比較指標が算出されます。
それがPERとPBRです。
以下はPERとPBRを解説していますので、合わせてご覧ください。
企業分析に、ぼくはマネックス証券の『銘柄スカウター』を使っています!
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まとめ
今回は株価についてわかりやすく解説しました。
- 株価とは企業につけられている一株あたりの値段
- 買いたい人が増えれば株価が上がる
- 売りたい人が増えれば株価が下がる
株価がなんで上がっているんだろう?下がっているんだろう?と注目して考えていくことも大切ではないでしょうか。
あおりんご