PBR_1

【投資判断に役立つモノサシ】PBRをわかりやすく解説

投稿日:2019/10/25

更新日:2019/10/25

 

どうも、あおりんご(@aoringo2016)です。

 

投資にはいろんなモノサシがあって、それらを使いこなすことによって企業がもつ価値と市場が考えている価値の差を見ていきます。

それらのいろんなモノサシを使ってを調べた後に、市場価値が企業価値よりも安いと考えれば、買い判断となります。

 

今回は、たくさんある投資指標のなかでも基本的な PBR についてお伝えします。

 

PBRとは

PBRとはいったいなんでしょうか。

PBRとは以下のことです。

PBR( Price Book-value Ratio):株価純資産倍率

計算式はこのとおりです。

 

PBR1
図1. PBR

つまり、企業がもっている 純資産(総資産−負債)が株式市場で何倍で評価されているのか、というモノサシです。

このモノサシを使って企業の株価が割安か割高か、を判断します。

 

また、上記の式を書き直すと以下の通りになります。

 

PBR2
図2. PBR

この式は、1株あたりで計算した場合はどうなるか、ということです。

 

株価については以下の記事でわかりやすく解説していますので合わせてご覧ください。

【関連記事】

⇒ 【投資判断に役立つモノサシ】株価をわかりやすく解説

 

PBRの割安度合い

一般的に、PBRは1.0以下であれば割安 と判断されます。

1.0以下が起こる状況というのは、

時価総額 < 解散価値

となったときです。

 

つまりPBR = 1.0以下というのは「企業が経営されている状態よりも解散したほうが価値が高い」という意味合いになります。

 

PBRに注目する理由

PBRは、企業の純資産(総資産−負債)に着目したモノサシとお伝えしました。

ではなぜ、PBRに注目する必要があるのでしょうか。

 

たとえば、企業がもし明日に「会社を解散します!!!」と発表すれば、企業はまず資産を売り払って、持っている借金を返済し、残ったお金を株主に分配しなければいけません。

 

したがいまして、企業の純資産は 解散価値 とも言われています。

 

PBRを利用する注意点

注意点 ①:資産内容

PBRを使うには注意点があります。

それは 資産内容 です。

貸借対照表(BS)1
図3. 貸借対照表(BS)1

流動資産に偏りがあればあるほど、現金化しやすく解散宣言したときに手元キャッシュは残りやすくなりますが、

貸借対照表(BS)2
図3. 貸借対照表(BS)1

固定資産に偏るほど、現金化しにくいことがわかります。

たとえば工場をたくさん持っていて、その工場がすぐに売れるとイメージつきますでしょうか。

 

すでに説明したように、ただ単にPBRが1.0を下回っているからといって、指標だけを鵜呑みにせず資産内容まで確認したほうがより投資する際にはリスクを管理できる、と考えております。

 

注意点②:収益性

個人的には、PBRが1.0を下回っていて、資産内容も現金が多いから投資しても大丈夫!という判断にはなりかねません。

 

なぜなら本当にその企業に 収益性 があるかどうかわからないからです。

収益性とは、企業に利益を出せる力があるか、という点です。

投資を考えている企業のPBRが1.0以下という理由は、その収益性がないから割安に放置されているということも考えられます。

 

なので、個人的にはPBRを使うときは企業の収益性も加味する必要があると考えています。

 

PBRとは対象的にPERについては以下の関連記事でご紹介しておりますのでご覧ください。

【関連記事】

⇒ 【投資判断に役立つモノサシ】PERをわかりやすく解説

 

まとめ

今回は、投資判断をするためのモノサシであるPBRについてご紹介しました。

使い方を覚えれば、企業の資産価値に注目することができますが、一方で道具というのは使い方を間違えれば、誤った判断を招きかねません。

注意して道具を使いたいところです。

 

投稿を作成しました 45

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連する投稿

検索語を上に入力し、 Enter キーを押して検索します。キャンセルするには ESC を押してください。

トップに戻る