買いオペ

【意外とわかっていない!?】日銀買いオペのわかりやすい解説

投稿日:2019/6/6

更新日:2019/6/6

 

どうも、あおりんご(@aoringo2016)です。

 

みなさん、日銀の「買いオペ」って聞いたことありませんか?

 

ニュースなんかでよく聞くかと思いますが、本当に理解している方は少ないかと思います。

 

そこで今回は日銀の「買いオペ」についてご紹介したいと思います!

 

日銀の買いオペとは?

日銀の買いオペ、つまり日銀のオペレーションとはつぎのことです。

 

 

【日銀のオペレーション】

買いオペ:日銀が市場から債権などを買うこと。

売りオペ:日銀が市場へ債券などを売ること。

※オペ:オペレーションの略

日銀の買いオペ、売りオペは通貨の流通量を調節する公開市場操作のひとつです。

 

買いオペは、中央銀行が民間銀行などの金融機関がもつ日本政府が発行している国債やその他CP、手形などの有価証券を買い取ることをいいます。

 

売りオペはその逆にあたります。

 

買いオペ、売りオペの効果

買いオペ、または売りオペを行うことによって、世の中に流れているお金を増やしたり、減らしたりする効果があります。

 

日本国内でお金の量が足りていないとなれば買いオペを行って、国債を買い取ることにより世の中のお金を増やします。

 

一方で多すぎるという場合には国債を売り払うことによって、資金を回収します。

 

買いオペの仕組み

買いオペの仕組みを図でわかりやすく説明します。

 

買いオペの説明2
図1. 買いオペの仕組み

まず、図1. のとおり、政府が発行している国債を民間銀行などの金融機関が買います。

 

民間銀行が国債を買う理由として、現金を金庫においておくよりも、少しでも利子が発生する国債を買っておくほうが収益につながるからです。

 

買いオペ説明1
図2. 買いオペの仕組み

日銀は、日本で唯一お金を自由に発行できる機関です。

そこで日銀は、民間銀行がもつ国債を買い取るときは 図2. のようにお金を刷ります。

 

買いオペの説明3
図3. 買いオペの仕組み
買いオペの説明4
図4. 買いオペの仕組み

図3.のように民間銀行などの金融機関は日銀に必ず当座預金を開設しており、準備預金制度のもと一定額を必ず預金しておく必要があります。

 

そして日銀が民間銀行から国債を買い取り、図4.のように民間銀行の当座預金にお金を振り込みます。

 

当座預金と準備預金制度に関しては次をご覧ください!

【意外とわかっていない!?】日銀の当座預金とマイナス金利のわかりやすい解説

 

【意外とわかっていない!?】準備預金制度のわかりやすい解説

 

買いオペの説明5
図5. 買いオペの仕組み

日銀の当座預金にお金が振り込まれることによって、世の中に流れるお金の量が増えることになります。

世の中のお金は増えているの?

さて、ここで本当に世の中のお金が増えているのか、気になりますよね。

 

結論から言うと、日銀にある各金融機関の当座預金のお金の量は増えていますが、ぼくたちの社会には流れてきておらず、世の中のお金の量が増えていないが現状です。

 

詳しくはこちらをご覧ください!

【意外とわかっていない!?】マネタリーベースとマネーストックの違いとデータからみる世の中のお金の量

 

まとめ

さて今回は日銀の「買いオペ」に関してご紹介しました。

 

ポイントは

  • 日銀の買いオペは公開市場操作(オペレーション)のひとつ
  • 日銀の買いオペにより、お金の量が多くなる
  • 現状は日銀当座預金のお金の量が多くなっているのであって、世の中のお金の量は増えていない

 

政府の発言や日銀の総裁の発言によって、市場がどのように動くのかとてもよくわかります。

とくに「お金の動きは人の動き、人の動きはお金の動き」なのでニュースでも注目していきたいところです。

 

あおりんご

 

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