どうも、あおりんごです。
投資をスタートさせたのち、うまくいかずに悔やんでいたときから投資記録をコツコツと積み重ねていこうと考えてから5年が経ちました。
今回はその自身の投資失敗理由リストから、失敗のパターンや傾向を体系的に整理・抽出しました。
結論、ぼくの投資における失敗のほとんどは 分析不足 期待過剰 タイミング誤り リスク管理のルーズさ 感情や他人依存による迷い に集約されていました。
これらを認識し、客観的・再現性ある投資基準を確立するために
【業界市場が広がり、売上と利益の伸びが狙える下値が限定された企業への投資するべく、小さくチャレンジし経験値をコツコツ積み重ね段階的に拡大する】
により磨きをかけようと思いました。
このさきには、今後の損失を大規模に減らし、トータルリターンをさらに高める可能性が生まれることがわかりました。
そこで今回は、2020年から2025年7月まで記録した分析結果の主な分類・要因のまとめです。
この記事のポイント
- ぼくが経験した損失の投資記録
- 結論、自分の改善点が見えたためさらにコツコツとチャレンジする
もくじ
あおりんごが痛感した過去5年の投資失敗理由の分析レポート
各要因の特徴・典型的なパターン
何を買うか:分析不足・戦略不明確
- 典型的失敗例:「ビジネスモデルへの理解不足で買い」「事業内容・リスク要因を深掘りせず行動」
- 教訓:数字・ファンダ・市場要因の三方向から十分なリサーチ・定量/定性分析が必要
いつ買うか:過度な期待(感情的取引、市場織込見落とし、タイミング)
- 典型的失敗例:「イベントや好材料上方修正を過信」「サプライズ度を正確に評価せずベットする」
- 教訓:予想レンジや現実的な期待値セット、冷静なシナリオ評価が必要
感情的取引・他人依存
- 典型的失敗例:「衝動買いや雰囲気だけで取引」「他者銘柄に安易に乗っかる」
- 教訓:自身の投資方針・ルールに基づき、客観的判断を優先
市場織り込み見落とし
- 典型的失敗例:「材料出尽くし後に入った」「市場の期待度合いを過去分析だけで判断
- 教訓:市場・同業他社・需給動向を合わせて織り込み度を判定
タイミング問題
- 典型的失敗例:「値が上がりすぎたところで買ってしまって下落を被った」「発表日当日に飛び込んで、値動きを取れなかった」
- 教訓:市場の流れやイベントの“事前織り込み”を冷静に見極め、売買タイミングを慎重に選定する重要性
どれだけ買うか:ポジション管理
- 典型的失敗例:「リスクコントロール不足で資金を入れすぎ」「分散せず一銘柄に偏重」
- 教訓:自身が管理可能な範囲で資金配分と損切りルール設定の徹底
いつ売るか:損切り遅れ
- 典型的失敗例:「損失拡大まで抱え込み、撤退が遅れる」「売却の意思決定をためらう」
- 教訓:定量的かつ事前設定した撤退ラインの厳守
結果:経験不足
- 典型的失敗例:「未知銘柄や初めての手法に大きく賭けて損失」
- 教訓:小さくチャレンジ、経験値を積み重ね段階的に拡大する
総括と改善ポイント
- 主な失敗源は「期待・過信」「分析・リサーチ力不足」「損切り・撤退の遅れ」「感情的・他人依存の行動」。
- これらを防ぐためには「自分だけの投資基準・行動指針」「想定シナリオの複数用意」「損切りや撤退基準の明確化」「ポジション規模・資金管理徹底」「定期的な振り返り・棚卸し」が重要です。
投資方針と今後のアクション
【業界市場が広がり、売上と利益の伸びが狙える下値が限定された企業への投資するべく、小さくチャレンジし経験値をコツコツ積み重ね段階的に拡大する】
そのために、
- 投資判断プロセスを標準化・明文化し、都度検証・反省まで一貫させることを徹底。
- 期待値・リスク、売買タイミング、事業/市場理解を客観的に評価。自分の分析モデル(ロジック・数字・材料・需給・他者評価)をフロー化して運用。
- 損切りルール・撤退基準は“自動で発動”する仕組み(例:▲7%ルール)を徹底化し、感情に左右されない運用設計を強化。
- ポジションサイズや資金管理も、経験・理解・実績に応じて段階的に拡大し、未経験・リスクが高い場合は小さくトライ。
過去の記事を振り返る
で、今回分析した内容は実は2019年11月に重要なポイントとして記事にしていたんですよね。
やっぱり自分で経験して、それを知恵に変えていかないと身につかないことも痛感しました。
ご参考までに以下の記事を貼り付けておきます。
まとめ
この記事のポイント
- ぼくが経験した損失の投資記録
- 結論、自分の改善点が見えたためさらにコツコツとチャレンジする

