2-4-2. 1929年 暗黒の木曜日(ウォール街大暴落)

【1929年 暗黒の木曜日】ウォール街大暴落をわかりやすく ④終焉

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どうも、あおりんごです。

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【1929年 暗黒の木曜日】ウォール街大暴落をわかりやすく ③絶望どうも、あおりんごです。 https://greenapple-investment.com/economiccycle-wallst...

でも書いたように「歴史はくりかえす」といいます。

それは 歴史を学ばない人がくりかえす という意味です。

株式市場の世界ではバブルと大暴落は常にとなり合わせで 熱狂絶望 のこの2つがくりかえされてきた歴史があり、今につながっています。

以前にこのブログでもご紹介したように、実は1927年に日本ではすでに 昭和金融恐慌 でバブルと大暴落が起こっていました。

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(連載 全5話)

人の熱狂にともなって膨れ上がったバブルは、最後にはじけて絶望にかわります

そして今回は不定期連載「ウォール街大暴落」の最終回です。

大暴落で超有名なアメリカの 暗黒の木曜日 のその後についてお伝えしたいと思います。

歴史を知ることで、自分が将来経験するであろうことを知っておくことも大切です。

(1930年〜1940年)暗黒の木曜日のその後

1929年に株価が暴落した暗黒の木曜日が終わりました。

暗黒の木曜日のあとである1930年〜1940年にかけては 最悪の時代 だったようです。

ではその後を見ていきましょう。

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図1. 【1929年 暗黒の木曜日】ウォール街大暴落のわかりやすく解説 ④終焉

暗黒の木曜日のあとにやってきたのは 大恐慌時代 でした。

大恐慌時代は1930年〜1940年の10年間を指し、世界各地で不況に見舞われた時代でした。

金額ベースで実体経済が回復したのは1941年になってからだそうです。

この間、アメリカの生産量(GNPベース)は1929年のときよりも1/3も下がり、失業者も4人に1人というかなりの数の人々が職を失っている状態でした。

このような悲惨な状況の中、1933年〜1937年に行われる歴史的に有名な ニューディール政策 の発端となったルーズベルトが大統領に就任し、さらに1939年からはじまる 第二次世界大戦 へとつながっていきました。

大恐慌の原因

大恐慌時代にすこし触れるために暗黒の木曜日からは遠ざかりますが、大暴落が原因で大恐慌になったのでしょうか。

 

大恐慌が起こった原因を特定することは暗黒の木曜日が訪れた原因を示すよりも遥かに難しく、正直なところこれは 全くわかっていない という結論になるようです。

暗黒の木曜日が原因だったということは言えないようです。

(再)投機ブームの条件

【1929年 暗黒の木曜日】ウォール街大暴落をわかりやすく ③絶望でもご説明しましたが、改めて今回の暗黒の木曜日が訪れる原因となった投機ブーム、つまりバブルが発生する条件について書きたいと思います。

 

投機ブームの条件とは以下のとおりです。

投機ブームの条件の3つの条件

  1. 潤沢なカネ余り
  2. 楽天主義
  3. 長期の休息期間

となります。

 

つまり、

  • 潤沢なカネ余り → お金の行き場を失っている
  • 楽天主義 → 簡単に儲かる相場となっていて、市場に参加しているみんなも「簡単に儲かる」と思い込んでいる
  • 長期の休息期間 → 以前に絶望した人がすでに入れ替わっているほど時間が経過していて、忘れ去られている

そして、これらの人々は 絶望を味わっていない人が熱狂している のです。

 

さらに日本のカネ余りに関しては、以下のマネタリーベースマネーストック統計の記事で説明していますのでご覧ください。

 

日本のバブル崩壊から30年が経ちました。

バブルを経験した方々とバブルを経験していない方々が今ちょうど入れ替わっています。

 

今現在の日本では、バブルへの条件がすでに2つも揃っています。

世の中の楽観主義が今以上に増えれば、これから投機ブームへ向かってもおかしくないかと思います。

まとめ

これまで「【1929年 暗黒の木曜日】ウォール街大暴落のわかりやすく解説」シリーズを読んでいただきありがとうございました。

 

「人間はどの時代でも同じような行動をとる」と考えると、目先の利益も大切ですが、こうやって歴史を知ることも投資家として深みを与えてくれるのではないでしょうか。

 

もちろん 知識を得ることは、損せずにそのまま儲けにつながるというわけでは必ずしもありません

そこはむずかしいところですね。

個人的にも歴史を知った上で投資にチャレンジしていきたいと思います。

 

あおりんご