どうも、あおりんご(@aoringo2016)です。
あなたは、優秀な投資家が資産にお金を投じるときに最大限重要視するポイントを知っていますか?
それは、自分がコントロールできないことはしないという点です。
例えば、株価を自在にコントロールすることなどの市場の影響を個人だけでは変えられません。
他人にアドバイスしても聞かない、やらないといったコントロールできないのと同じで、自分自身の行動しかコントロールできないのです。
では、投資において、自分自身しかコントロールできない部分はどこなのでしょうか?
そこで今回は、投資家がコントロールできる4つの行動についてフォーカスしてみたいと思います。
- 投資をする上で自分がコントロールできるのは4つの行動だけ
- 4つの行動が必要なのはリスク管理が目的
優秀な投資家だけが知っている!自分が投資でコントロールできる4つの行動
自分が投資でコントロールできる4つの行動とは
投資家が、株式などに投資するときに自分自身の行動がコントロールできる4つの行動は以下の通りです。
買う前の3つ
- 何を買うか
- どれだけ買うか
- いつ買うか
売る前の1つ
- いつ売るか
これだけです。
ただ、投資をする上ではこの4つを考え抜くことが資産を築くためにもっとも大切なポイントです。
① 何を買うか
これは、どの企業を買うのか、つまり銘柄選択に当たります。
この銘柄選択による何を買うかは自分自身でコントロールできる行動と言えます。
銘柄を選ぶ基準は、人それぞれいろいろとあるかと思いますが、主に手法として以下の2つが考えられます。
- テクニカル
- ファンダメンタルズ
人の流れに着目したテクニカル分析に基づいて企業を買う方法(テクニカル)と企業の価値に着目したファンダメンタルズに基づいて企業を買う方法(ファンダメンタルズ)に分けられます。
自分自身が何らかの理由でこの企業は「株価が下がりそうだな」と思えば買い判断にはならないでしょうし、「株価が上がりそうだな」と思えば買い判断になりうるでしょう。
ぼくは、どちらかといえばファンダメンタルズの投資手法であるので、主に以下の指標を用いて分析していますので、合わせてご覧下さい。
<関連>なぜ上下する?買いたい人と売りたい人がぶつかる株価の決まり方とは
<関連>基本はPERにあり!株式投資で割安感を表す計算式をわかりやすく図解
<関連>超絶基本!株初心者がまず覚えるPBRとは?株価純資産倍率をわかりやすく計算
<関連>レベル高め!株で儲けている人が使う、11個の企業決算書分析ツール
② どれだけ買うか
次の「どれだけ買うか」は、①で選んだ企業の株式をどれだけ保有するか、を考えます。
これはつまり、自分のポートフォリオ内でどれだけの割合を特定の銘柄で持つかということです。
なぜこれが大切なのでしょうか?
例えばあなたが持つある銘柄が1ヶ月間で上昇率50%したとします。
その選択していた銘柄の自分のポートフォリオ内に占める割合が、以下のどちらであれば一番資産が大きく増えるでしょうか。
- 1%
- 50%
当たり前ですが、もちろん【2】ですよね。
つまり、同じ上昇率であったとしても、ポートフォリオ全体で考えたときにその銘柄の占める割合によって全体への資産増加の影響力がまるで違うということになります。
したがって、どれだけ①の「何を買うか」で将来に株価が上昇する銘柄を吟味し選んでも、ポートフォリオ内への影響力が小さければ資産は伸ばせないということです。
もちろん反対に下がりそうな銘柄を多く保有するとポートフォリオ内でのマイナスの影響力が働くことも然りです。
投資の最大の目的は、保有資産の上昇を狙いながら複利効果を最大限に活かして資産を増やすことです。
<関連>複利効果で4.4倍!?金持ちだけが投資でやっている資産運用の極意とは
このように②「どれだけ買うか」によって、買う前からすでにポートフォリオ内への影響力も変わりますので、これは自分自身がコントロールできる行動といえます。
③ いつ買うか
「いつ買うか」は買うタイミングの問題です。
思い立ったが吉日!!!即買い!!!
で、ドーーーンと翌日-15%の下落、、
となれば、いくら優良企業を適切な割合で買っていても、タイミングを間違えてしまうと失敗につながります。
一方でどれだけ企業業績が悪くても、何らかの理由でカタリストが起これば買った瞬間に+20%の株価上昇はあるからです。
また、人々がこの銘柄が「ほしい!」と思う前に保有しておくことが大切で、その瞬間がいつくるのか?(株式市場で評価される時期)を買う前から考えておかなければいけません。
人の「ほしい!」がどの瞬間に訪れるのか?何のカタリストがいつやってくるのか?などを研究し、いつ買えば1番早く儲けられるのかと考えることができます。
したがって③「いつ買うか」も、自分自身がコントロールできる行動となります。
④ いつ売るか
最後の項目として、売るタイミングの「いつ売るか」です。
売り場合は、
- 利益確定売り
- 損切り
のどちらかだけです。
よくあるのが、
- 利益確定売りしたのに、その後株価がまだ20%も上がった、、
- 損切りできずに、株価が20%も下がった、、
です。
売るタイミングも難しいですよね笑
これを克服するために、優秀な投資家が実践しているのは、売る前にどういったプランやストーリーを描いて投資に望んで買ったのかによって売るポイントが変わってきます。
優秀な投資家は株を買う前のプランやストーリー、戦略のときに、すでに売る出口戦略も決めているということですね。
このように、④「いつ売るか」も投資家がコントロールできる行動のひとつです。
なぜ、4つの行動が大切なのか?それはリスク管理が必要だから
これらがなぜ大切なのかというとリスク管理につながるからです。
リスクとは、資産(お金)が減る確率といえます。
つまりこれら4点は、一寸先は闇の株式市場において自分自身が唯一コントロールできる行動で、リスクを最小限に抑えて最大限のリターンを得るために必要な選択だから重要です。
ぼくも、瞬間的に「いい企業で安い!!!」と何気なく思ってすぐ買いましたが暴落を経験しました。
後々になって「あぁ、、なんで買ったんだろう」と後悔しています。
まさに後悔先に立たずですね。
まとめ
今回は「投資家がコントロールできる4つの行動」についてご紹介しました。
- 投資をする上で自分がコントロールできるのは4つの行動だけ
- 4つの行動が必要なのはリスク管理が目的
いろんな個人や外国人、機関投資家などが入っている株式市場全体をコントロールできません。
自分自身のできることを着実にこなして、投資人生を歩んでいきたいと考えています。
あおりんご