1. 経済と基礎知識

月刊 図解!物価と暮らしの先読み:9月号|あおりんごCPI指数ダッシュボード

CPI_2025年9月1

あなたの生活費は「いま、いくら“かかっているか”」で変わる。

だからこそ、毎月の物価動向を生活の判断軸に——。

「月刊 物価と暮らしの先読み」は、消費者物価指数(CPI)を“図解×指数×先読み”で読み解き、生活や子育て家計の意思決定を3分でアップデートする月刊ダッシュボードです!

本誌は、分析データの質を高めるべく、総務省が毎月公表する一次情報の消費者物価指数を採用し、あなたの暮らしを丁寧に分析。

CPIとその前年比(インフレ率)を併置し、ノイズに惑わされない“生活目線の物価インサイト”を知ることで、日本のイマを提供します。

物価と暮らしの先読み:9月号

3秒サマリー:今月の物価トレンド

CPI_2025年9月1
3秒サマリー:今月の物価トレンド

今月の3秒サマリー

  • 短期:下向き
  • 長期:横ばい

物価は短期的には前月に続き下向き。

すなわちインフレ率も下落傾向。2023年と同水準の下がり幅だが底を打ったか。

2022年以降、横ばい傾向。

今月の消費者物価指数:CPI

CPI_2025年9月2
グラフ1. CPI:短期トレンド(インフレ率)
CPI_2025年9月3
グラフ2. CPI:短期トレンド(コアコアインフレ率)
CPI_2025年9月4
グラフ3. CPI:長期トレンド(インフレ率)

先読みレポート

現在のCPIは短期的に下落トレンドだが、長期トレンドを見ると2000年〜2020年までとは違った生活費ではなくなっていることは一目瞭然。

食品やエネルギーは毎年のブレ幅が大きいことから、それらを除いたコアコアインフレ率を見ても、しっかりと物価は上昇していることがわかる(コアコアインフレ率は短期的にみると下落傾向)。

 

このインフレ傾向は前年比2~3%ほどで継続すると予測

つまり、値段は去年より2~3%上昇。

 

よって生活防衛するために生活コスト圧迫リスク要因解消に動くべき。

さらにインフレに負けない資産を持つべき。

家計改善アクション

  • 支出率:固定費(とくに通信と保険)でのダウンサイジングを優先。
  • 貯蓄率:手取りベースで「先取り」維持
  • 投資率:貯蓄から投資へ資金移動

あなたの生活に知恵となる記事を