どうも、あおりんご(@aoringo2016)です。
あなたは、企業からもらえる配当を重視しますか?
最近、株式市場が上がったり下がったりと変動が激しいために、配当がもらえる企業に投資するようスタンスを変更されている方々が増えているようにも思います。
そこで、今回は配当利回りと配当性向についてご紹介したいと思います。
今回は、まだ決算書の読み方を知らないあなたに届ける「決算書の読み方」をご紹介しました。
- 配当利回りとはなにか
- 配当性向とはなにか
- 配当利回りと配当性向の両方を見て投資する
投資判断に役立つ配当利回りとは
配当利回りとは
配当利回りとは、現在の株価に対して1株あたりの配当金額がどれくらいかという意味
ある株式を保有することでもらえる配当利回りは、だいたい3%〜4%あれば高いと言われています。
これは、株式を保有することで企業からの配当や優待などのインカムゲインをもらうほうが、株式を売買してキャピタルゲインをもらうよりも自分のポートフォリオ全体のパフォーマンスがよくなるという判断となります。
<関連>【わかりやすく解説】インカムゲインとみんながもらっているその意味とは
配当利回りの注意点
注意点①:株価下落リスク
株式市場が下落トレンドのとき、配当利回りは上がっていきますが、反対に株価は下がっていきます。
当たり前のことですが、買った時点より配当利回りが高くなっていれば、株価がより下がっているということです。
注意点②:減配リスク
景気が悪くなれば、企業業績が悪くなる可能性があります。
そうなれば企業側が
というかもしれません。
そんなときには配当が減るリスクがあります。
コロナショックで減配した企業も多くありました。
減配リスクについては、企業の過去の傾向を知ることが大切です。
たとえば、リーマンショックの大きな下落をしたときに、配当を減らしているかどうか?、といった点です。
そういうときに減配しているのであれば、対象企業に投資することを検討し直したほうがいいかもしれません。
投資判断に役立つ配当性向とは
配当性向とは
配当利回りとは、現在の株価に対して1株あたりの配当金額がどれくらいかという意味。
配当性向のポイントは年間の利益に対してどれだけの配当を出しているかという点です。
なので、配当性向が低いからといって
「この企業は良い企業ではない!」
とは、必ずしも言えません。
たとえば、企業が得られた利益を配当に充てるのではなく、
「企業成長のために資金を投資する!!!」
という判断であれば、配当性向は低くなります。
逆に配当性向が高い場合は企業業績が悪くなった場合に企業財務を切り崩さなければいけないかもしれません。
配当性向は、だいたい30%〜40%あれば配当をよく出している、と言われています。
配当利回りと配当性向の関係性
配当を考えた投資スタンスは、配当利回りと配当性向の両方を見て、投資の判断をオススメします。
配当利回りが高い!配当性向も高い!
配当性向が高いということは、それだけ利益から配当にまわしている金額が多いということです。
お伝えしましたように、業績が悪くなり利益が低くなれば減配されるリスクが高くなります。
利益から出せなくなるのであれば、企業の財務が悪くなるかもしれません。
したがって、配当利回りも低くなる可能性があります。
配当利回りは低く、配当性向も低い!
このような企業に投資を考えるのであれば、配当がもらえないので、ビジネスモデルや業績が伸びる可能性があるかどうかを判断材料として投資を考えた方がよいでしょう。
配当利回りは高いが、配当性向は低い!
こういう企業は、利益からの配当金額は低いが、それでも配当利回りが高いので、配当をもらう投資を考えるのであれば検討してみるといいかもしません。
配当利回りは低く、配当性向は高い!
このような企業は、配当は高いが、株式市場で配当利回りは低く評価されている、となりますので株価が高い可能性があります。
その他の指標はコチラから
その他の指標は、以下を参考にしてみてください。
まとめ
今回は配当利回りと配当性向についてご紹介しました。
- 配当利回りとはなにか
- 配当性向とはなにか
- 配当利回りと配当性向の両方を見て投資する
あおりんご