どうも、あおりんごです。
今回は、2020年12月25日に発表された地域金融強化のための特別当座預金制度をご紹介します。
この記事のポイント
- 地域金融強化のために日本銀行が特別当座預金制度を発表
- 対象は、主に地銀か信用金庫
- 銀行が、経費削減か経営統合を行えば追加利子
わかりやすく図解!地域金融強化のための特別当座預金制度とは
地域金融強化のための特別当座預金制度とは(概要)
2020年12月25日に発表された地域金融強化のための特別当座預金制度とは、以下の制度です。
つまり、日本銀行が地域銀行(以下、地銀)などの業務効率化の改善を促していて「業務効率化の改善が達成されれば日銀当座預金を通して特別に利子を追加しますよ」という制度になっています。
制度の対象先
地域金融強化のための特別当座預金制度の対象先は主に2つです。
主に以下の2つが対象となっています。
- 地銀
- 信用金庫
制度の要件
次に制度の要件です。
それぞれ要件を見ていきましょう。
要件① 経費削減などでの経営基盤強化
図4.の通り、要件①は地銀などの経費削減をメインとしています。
つまり、銀行の業務効率性を表すOHR(Over Head Ratio:経費/業務利益)の低下を狙っています。
要件② 経営統合などでの経営基盤強化
次に、図5ですが、こちらは主に銀行同士の経営統合を狙い、地銀などの数を減らそうとしています。
特別付利の期間
特別に付利される期間は要件を満たしたことを日本銀行が確認してから以下の期間です。
- 要件①:1年間
- 要件②:3年間
まとめ
今回は地域金融強化のための特別当座預金制度について見てきました。
この記事のポイント
- 地域金融強化のために日本銀行が特別当座預金制度を発表
- 対象は、主に地銀か信用金庫
- 銀行が、経費削減か経営統合を行えば追加利子
あおりんご