どうも、あおりんごです。
日銀当座預金とマネタリーベースの関係性について、結論、日銀当座預金はマネタリーベースの一部となります。
そこで今回は、日銀当座預金とマネタリーベースの関係性について、日銀からのデータを踏まえてご紹介したいと思います。
この記事のポイント
- 日銀当座預金は、マネタリーベースの一部
- 日銀当座預金、マネタリーベースはともに増加している
- その要因はアベノミクスと黒田バズーカ
もくじ
日銀当座預金とマネタリーベースの関係性
日銀当座預金とは
日銀当座預金とは
都市銀行や地方銀行などの金融機関が、日本銀行で必ず開いておかなければいけない口座で、さらに必ず一定額の預け入れが必要な預金口座のこと
つまり、金融機関が日本銀行に必ず開いている口座のことなんです。
マネタリーベースとは
マネタリーベースとは以下のとおりです。
マネタリーベースとは、ぼくたちが実生活で使っているお札や硬貨、そして民間銀行が日銀に預けているお金の量を足し合わせた金額のことマネタリーベースとは
詳しくは、以下の記事を参照!
日銀当座預金とマネタリーベースの関係性とは
日銀当座預金とマネタリーベースの関係性について説明します。
冒頭に結論したとおり、日銀当座預金はマネタリーベースの一部です。
図1.を見るとわかるように、マネタリーベースの構成要素は以下の2つになります。
- お札と硬貨
- 日銀当座預金
お札(日本銀行発行券)と小銭(硬貨)の増加量
まずはマネタリーベースの増加量を見ましょう。

(日銀データベースより出典)
次に、日銀当座預金の増加量を見ていきましょう。

(日銀データベースより出典)
2012年から2021年現在までで、マネタリーベースが約521兆円ほど、日銀当座預金は485兆円増加していることがわかります。
マネタリーベース増加の主原因:アベノミクスと黒田バズーカ
ちなみに、マネタリーベース増加の原因は当時の金融政策にあります。
2012年に政権が安倍政権となり、金融政策である異次元緩和(通称: 黒田バズーカ)によってマネタリーベースを増加させることを決定しました。
まとめ
この記事のポイント
- 日銀当座預金は、マネタリーベースの一部
- 日銀当座預金、マネタリーベースはともに増加している
- その要因はアベノミクスと黒田バズーカ

