どうも、あおりんごです。
2025年7月現在のアメリカフィリップス曲線の値です。
アメリカフィリップス曲線(2025年7月)
アメリカフィリップス曲線(2025年7月)
2025年7月1.png)
(Ref:FRB)
アメリカcore CPIから算出されるインフレ率が3.0%台へ上昇した結果、グラフ上のドットは前月より上へ、近似曲線より上に推移いたしました。
2025年7月のFF金利は4.33%と前月と同じ。
レポート
今月発表のcore CPIは前月よりも上昇しました。
失業率が米国史上で最低ラインが4.0%でその近辺を維持していることを考慮すると、米国労働者はほぼ完全な労働状態です。
このことからアメリカでは、低失業率の維持 = 給与が上昇し続ける
と読めます。
つまり、労働者の不足状態 = 企業側は給与アップしてでも人材がほしい = 給与上昇
core インフレ率(3.0%)を平均給与成長率(4.1%)が上まっていることから、3%を中心とするマイルドなインフレ率は継続するのではと考えています。
今後は終焉が迎えつつあり、利下げのタイミングが9月とも報道されています。
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