どうも、あおりんご(@aoringo2016)です。
皆さん、ビジョナリーカンパニーシリーズほ書籍をご存知でしょうか。
この本は、ぼくの人生に大きく影響を与えてくれた一冊でもあります。
なので、今回はビジョナリー・カンパニー4についてご紹介したいと思います。
正直この本、オススメです。
ビジョナリーカンパニー4はどんな本?
著書 / 著者 など
ではまずどんな書籍なのかをご紹介しましょう。
- 著書:ビジョナリー・カンパニー④
- 著者:ジム・コリンズ / モートン・T・ハンセン(訳:牧野 洋)
- 発行日:2012年 9月 24日 第1刷発行
となっています。
ビジョナリーカンパニーシリーズでは1番新しい本となっています。
本のストーリー
具体的な内容は一言で言えば「カオスな世の中で他とは違った結果を残し続ける方法」というところです。
つまり、ぼくたちの未来はだれにも予測できません。
そしていつの時代も確実なことはなく、いつも不確実性ととなりあわせ、カオスのなかで生きなければいけません。
そんな中でも、自分の掲げた遠い目標を達成、成功している企業もあります。
成功している企業と他の企業とは何が違うのか、それがこの本のテーマです。
個人的に感銘を受けたのは、企業ではなく、それは人の行動にも当てはめられると感じたからです。
必読すべき3つの理由
遠い目標に近づく方法が書かれている
みなさんの心のなかにも「こうなりたい!」という、いろんな目標があると思います。
でも、あまりにもその目標が大きかったり、先が見えなさすぎて「もうムリ、、」と心が折れてしまうという経験はないでしょうか。
やりたいことをやっていれば、まわりの方々のレベルが高すぎて圧倒されたり、自信をなくしたり、というようなことは普通だと思います。
そこでこの本は、どうすれば継続させながら遠い目標に近づくのかを重視して書かれています。
本の内容は企業が中心です。
企業が他の企業よりも大きな成功を収めているのはなぜなのか、そのための行動指針が書かれています。
カオスな世の中で結果を出すための指針
遠い目標に近づくためのその行動指針が示されています。
その行動指針とは以下の4つです。
20マイル行進
常に同じ距離を進むこと。
調子がいいからとってたくさん進むのではなく、しんどいからといって進まないことでもない。
つまり、波を作るのではなく、毎日同じ習慣を繰り返すことを指しています。
銃撃につづいて大砲発射
的を小さな銃によって照準を定めながら、仕留めるために大砲を打つ。
つまり、小さなチャレンジによって小さく失敗を繰り返しながら、その失敗を糧に大きなチャレンジをやる、ということです。
死線を避けるリーダーシップ
状況の変化に対応すること。
そのためには、
- 準備
- リスク抑制
- 状況判断
が必要であると書かれています。
具体的で整然とした一貫レシピ
目的の具体性と一貫性をもつこと。
そして「何をやるべきで、何をやらないべきか」をはっきりさせる。
目的を持つことの重要性を説いています。
これらが継続させながら遠い目標に近づくための行動指針です。
言われてみれば「たしかに~~」と納得できます。
だれでも持つ運の利益率を最大化する
ここで、あるひとつ疑問点が出てきます。
「結局、運じゃないの?」
ぼくも最初は運が一番大きく左右していると思っていました。
ですが、最近考えが変わってきました。
どう変わってきたのかというと、
「結局のところは運だけど、それを活かすも殺すも自分次第」
つまり、自分次第で運の利益率は最大化できるということです。
運があるないではなく、持ち合わせる運を最大化させるのは自分次第であり、あとはそのチャンスが来るまで待つということです。
まとめ
カオスなこの世の中です。
その中でこの本をオススメする3つの理由は、以下のことを示してくれているからです。
- 遠い目標に近づく方法が書かれている
- カオスな世の中で結果を出すための指針
- だれでも持つ運の利益率を最大化する
一瞬だけ輝くことはできても、輝きつづけることは簡単なことではありません。
この本は、どうすれば輝きつづけるのかを教えてくれます。
興味があれば、ぜひ読んでみてください。
あおりんご
参考文献
- ジム・コリンズ / モートン・T・ハンセン(2012)『ビジョナリー・カンパニー4』日経BP社.