4-3. 人生の本

【読まないと損】『失敗の本質』をオススメする読む3つの理由

失敗の本質

どうも、あおりんご(@aoringo2016)です。

 

成功のためのハウツー本は書店でよく販売されていますし、誰もがその成功したプロセスをマネしたいものです。

成功のための本はたくさんある一方で、失敗した原因を探っている本はあまり多くないように思います。

しかしながら、人間は成功した原因は数多ありますが失敗の原因は似たりよったりなことが多いです。

 

今回は、失敗の原因を追求したあおりんごおすすめ書籍で、日本の戦争を研究対象とした『失敗の本質』についてご紹介したいと思います。

『失敗の本質』はどんな本?

著書 / 著者 など

  • 著書:失敗の本質
  • 著者:戸部 良一、寺本 義也、鎌田 伸一、杉之尾 孝生、村井 友秀、野中 郁次郎
  • 発行日:1991年8月1日 第1刷発行

失敗の本質—日本軍の組織論的研究

本のストーリー

この本は日本が大東亜戦争(太平洋戦争)で敗戦を決定づけた失敗はなんだったのか、に焦点を当てているのですごいおもしろい内容です。

 

歴史書は、今の人間の行動やそれに対する経済は昨日今日できたわけではなく、人の経験が長く積み重なって残ってきたものが歴史だから、とても勉強になります。

 

さらに、技術は時代が進むと目まぐるしく変わります(例えば、ガラケーからスマホ)が、人の感情動きは何千年も前から変わらないと考えています。

そういう点では人が昔にどう考えていたのかを知ることもできるのも歴史からだからです。

必読すべき3つの理由

失敗の本質
図1. 失敗の本質

日本の歴史を知れる

単純に、日本の歴史を知ることができます

 

正直なところ、ぼくは歴史が好きではありませんでした。

中高の歴史といえば「覚えること」だったので、それに対しておもしろさが感じられなかったからです。

 

年を重ねた今ではじっくりと日本に何があったのか、また世界では何が起こってきたのかを知ることで、自分の人生に活かせると考えています。

そのためにもこの本は大東亜戦争で日本が負けた要因がどこにあったのかを追求しており、とてもおもしろい本となっています。

日本の敗戦から学ぶ失敗を我々の人生に活かす

大東亜戦争(太平洋戦争)の敗戦によって、ある意味日本の歴史は大きく変わったと思います。

では当時の日本の戦い方にどんな失敗があったのか、その原因がわかりやすくまとめられています。

 

例えば、以下の5点です。

  1. 明確な戦略の欠如:目的がはっきりしない戦略
  2. 長期戦に対する思考の欠如: 短期決戦(1~2ヶ月)では勝てるかもしれないが、長期(2~3年)の戦いは勝てているのかわからなかった
  3. 科学的根拠による判断の欠如:戦略に効果があるのかの裏付けによって組織が行動しているのではなく、情緒や空気によって戦略が実行される傾向があった
  4. 多様性オプションの欠如:戦略オプションが少なく狭かった
  5. 改善の欠如:失敗から学習することを軽視していた

といった点です。

このような失敗は、現代の日本社会の企業でもかなり多いのではないでしょうか。

特に周りの雰囲気によって行動しているところはあまりにも日本的に思います。

自分が「失敗の本質」に陥っていないか確認できる

戦争で負けることは「死」と同じです。

眼の前に自分を殺そうとしている人と向い合せになっているからです。

 

今では日本人が戦争で死ぬことはないですが、こういった経験はぼくたちの人生には照らし合わせることができると思います。

 

例えば、

  • なんとなくの判断してしまっている
  • 長い目線で考えていない
  • 改善しようとしない、またはめんどくさい

といったところです。

これらは失敗につながる大きな原因となります。

自分が「失敗の本質」に陥っていないか、改めて自分と向き合うことができますし、確認することもできます。

 

読んでいると戦争で負けた原因がはっきりと書かれていますので、参考になります。

まとめ

今回は「失敗の本質」についてご紹介しました。

失敗の本質—日本軍の組織論的研究

この本は、日本の戦争の敗因からどんなことが負け、または自分の失敗につながるのかを学べることができます。

 

読んでいくと、長い目線での戦略が考えられていなかった点や感情的に動いていた点は、現代の社会で起きているような問題に似ているようにも思います。

人の失敗談から学ぶことも多いですし、また自分自身がそれに陥っていないのか反面教師的に確認できます。

 

とても参考になる1冊です。

あおりんご

参考文献

  • 戸部良一、寺本義也、鎌田伸一、杉之尾孝生、村井友秀、野中郁次郎(1991)『失敗の本質』中央公論新社.