1-3. 【まとめ】消費者物価指数(CPI)

【2020年6月度 発表】日本の消費者物価指数(CPI)とその推移とは

2020年6月度の消費者物価指数

どうも、あおりんご(@aoringo2016)です。

 

2020年7月21日(火)に日本における2020年6月度の消費者物価指数(CPI)が総務省より発表されました。

消費者物価指数(CPI)は、黒田総裁率いる日本銀行の金融政策の最重要課題であるインフレ率前年同月比2.0%の上昇を測定するためのとても重要な指標となっています。

そこで今回は発表された2020年6月度の消費者物価指数(CPI)を時系列推移のデータとともにご紹介していこうと思います。

この記事のポイント3つ

  • 消費者物価指数(CPI)は日本の一般消費の物価を示す
  • 2020年6月度の消費者物価指数(CPI)は101.7
  • 2020年6月度の消費者物価指数(CPI)前年同月比は+0.00%

日本の物価を示す消費者物価指数(CPI)とは

消費者物価指数(CPI)とは

まずはじめに日本全体の経済指標である消費者物価指数(CPI)について簡単に解説したいと思います。

消費者物価指数(CPI)とは、ある特定のモノやサービスをひとつのバスケットに入れてしまい、その中のモノやサービスの値段変動を時系列ごとに確認していく方法で測定する経済の物価指標です

<関連>【日本の経済指標】消費者物価指数とは?わかりやすく解説

物価上昇は日本銀行による金融政策の最重要課題

現在、日本国内で物価が注目されている理由は2012年より行われている黒田総裁率いる日本銀行の金融政策が「物価のインフレ率前年同月比2.0%の上昇」を最重要課題としているためです。

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2020年7月14日、15日に行われた金融政策決定会合にて、この最重要課題に向けて取り組むことを改めて示しました。

<関連>【2020年7月まとめ】日本銀行による金融政策決定会合の内容とは

2020年6月度の消費者物価指数(CPI)

2020年6月の消費者物価指数(CPI)

先日発表された2020年6月度の消費者物価指数(CPI)は以下のとおりです。

2020年6月度の消費者物価指数(CPI)総合

6月の消費者物価指数(CPI):101.7

前月比:–0.10%

前年同月比:0.10%

消費者物価指数の総合で見た場合、前月比では若干マイナスとなりました。

一方で前年同月比ではプラスとなっています。

このことから新型コロナウイルスによる物価への影響は大きなダメージを与えているとは言えないようです。

2015年1月~2020年6月までの消費者物価指数(CPI)の推移

2015年1月~2020年6月までの消費者物価指数(CPI)の推移は以下のグラフ1.のとおりです。

2020年6月 消費者物価指数
グラフ1. 2020年6月度 消費者物価指数(CPI)とその推移

2015年1月から2020年6月までの消費者物価指数(CPI)を見てみると、+2.11%上昇していることがわかります。

2010年1月~2020年6月までの消費者物価指数(CPI)の前年同月比の推移

日本銀行の最重要課題である物価上昇でありますが、その指標が生鮮食品を除く消費者物価指数(CPI)の前年同月比となっています。

その2010年1月~2020年6月までの生鮮食品を除く消費者物価指数(CPI)の前年同月比推移は以下のグラフ2.のとおりです。

2020年6月 消費者物価指数の前年同月比
グラフ2. 2020年6月度 消費者物価指数(CPI)の前年同月比

この数値が「安定的に2.0%を超える」ことが現在の金融政策の目的となっているためハードルは高いように思います。

2013年から2015年にかけて物価が大きく上昇していることがわかります。

これの主な要因は2014年4月1日に消費税が5%→8%になったことが考えられます。

この消費増税の裏側で各企業の値段の引き上げが見られたため、消費者物価指数が前年同月比で大きく上昇しています。

また時期が重なって当時ドル円が円高から円安へと大幅に振れたことも考えられます。

<補足資料> 1970年1月~2020年6月までの消費者物価指数(CPI)

最後に補足資料として、一番古いデータである1970年1月から直近の2020年6月までの消費者物価指数(CPI)をグラフ3.に示しておきます。

消費者物価指数の推移(1970年~2020年)
グラフ3. 消費者物価指数の推移(1970年~2020年)

これは、1970年1月からみると、現在は3.32倍の物価上昇があったという意味になります。

<補足資料> 1970年1月~2020年6月までの消費者物価指数(CPI)の前年同月比推移

さらに、消費者物価指数の前年同月比推移をグラフ4.に示します。

消費者物価指数の前年同月比(1970年1月~2020年6月)
グラフ4. 消費者物価指数の前年同月比推移(1970年~2020年)

グラフ4.から、物価上昇の前年同月比2.0%を一定期間達成するには昭和末期から平成にかけてあった物価上昇と同数値を保たなければいけないことがわかります。

消費税が決まったのは1989年(平成元年)であることから、こちらも消費増税と同様に物価上昇があったことがわかります。

現状では日本銀行が掲げる「物価2.0%の上昇」はかなりハードルが高いことがわかります。

まとめ

今回は発表された2020年6月度の消費者物価指数(CPI)を時系列推移のデータとともにご紹介しました。

この記事のポイント3つ

  • 消費者物価指数(CPI)は日本の一般消費の物価を示す
  • 2020年6月度の消費者物価指数(CPI)は101.7
  • 2020年6月度の消費者物価指数(CPI)前年同月比は+0.00%

あおりんご