どうも、あおりんご(@aoringo2016)です。
あなたはどんな企業が世の中に生き残れるのか知っていますか?
それはビジョナリーカンパニーに書かれています。
ビジネス書のオススメでは必ず上位に上がってくる名著です。
今回は名著「ビジョナリーカンパニー」についてご紹介したいと思います。
- 成長したい人
- 良いビジネス本を探している人
- どんな企業が生き残れるのか知りたい人
『ビジョナリーカンパニー』はどんな本?
著書 / 著者 など
- 著書:ビジョナリーカンパニー
- 著者:ジェームズ・C・コリンズ、ジェリー・I・ポラス
- 発行日:1995年9月29日 第1刷発行
ストーリー
前回は先にビジョナリーカンパニー4をご紹介していました。
<関連>【必読】ビジョナリーカンパニー4をオススメする3つの理由
ビジョナリーカンパニー4が好きだからです。
そして今回はビジョナリーカンパニーシリーズの1番最初にかかれた『ビジョナリーカンパニー』をご紹介します。
『ビジョナリーカンパニー』は20年以上前に書かれたビジネス書ですが、まだまだ根強い人気があり、名著に部類されるほどの本です。
ビジョナリーカンパニーとは、先見的(ビジョナリー)な企業であり、業界で卓越した企業、同業他社の間で広く尊敬を集め、大きなインパクトを世界に与え続けてきた企業です。
出典:ビジョナリーカンパニー(1995)
例えばこの本では、
- ウォルト・ディズニー
- コカ・コーラ
- インテル
- マイクロソフト
- アメリカン・エキスプレス
などがビジョナリーカンパニーとして登場しています。
ではなぜこれらの企業が長く成長し、利益を出し続けているのでしょうか?
読む3つの理由
投資をしていなくても勉強になる
投資をしている方でもしていない方でも、ただ単に非常に勉強になる本です。
日本では100年以上長く続いている企業が多数ありますが、アメリカではそうはいきません。
GoogleやAmazon、いまではUberなどユニコーン企業と呼ばれるメガベンチャーがわんさか生まれてくる国です。
それは変化することを肯定しているからです。
世の中は変化することが当たり前だからです。
だから現状に満足せず、いろんな企業が出てくるのです。
そんな競合他社ひしめく市場で、長く生き残って成長していく会社がどういった企業を知ることができます。
株価データによる競合他社との数値で比較されている
上記した要素の結果、ビジョナリーカンパニーと比較対象企業との間の株価の差が明確に現れていることが本書で証明されています。
株式総合利回りがビジョナリーカンパニーのほうが圧倒的に長期的に見て高いのです。
もちろん比較対象企業もみなさんご存知の企業ですが、株価データとしても数値が出ています。
会社が大きくなる要素が詰め込まれている
あなたは世界的に活躍する企業にまで成長するにはどんな要素が必要だと考えていますか?
ぼくはこの本を読むまで、そんなすばらしい企業になるためには
- すばらしいアイデアを持って企業をスタートさせる
- カリスマ的指導者が必要
などと考えていました。
しかし、この本ではこの可能性を一番最初に否定されます。
そしてぼくの認識が間違っていました。
すばらしい企業にすばらしいアイデアが最初から備わっていたわけでも、カリスマ的指導者がいたわけでもありません。
紹介される企業の中にはそのようながなかった企業もたくさんあります。
ではどんな要素が必要なのでしょうか?
いくつか例を挙げるなら、
- 成長するための組織づくり: 時を告げるのではなく、時計をつくる
- 試行錯誤、トライアンドエラー:大量のものを試して、うまくいったものを残す
- 諦めない不屈の努力:決して満足しない
といった具合です。
このような要素の他にもビジョナリーカンパニーになるうえで必要なことが書かれています。
まとめ
今回は名著『ビジョナリーカンパニー』についてご紹介しました。
- 投資をしていなくても勉強になる
- 株価データによる競合他社との数値で比較されている
- 会社が大きくなる要素が詰め込まれている
このように世界の名だたる企業が、どのようにしてビジョナリーカンパニーになったのかが書かれています。
ぼくも改めて読み直しましたが、個人の成長も手助けしてくれる一冊となっています。
ぜひ一読していただくことをオススメします。
あおりんご
参考文献
- ジェームズ・C・コリンズ、ジェリー・I・ポラス(1995)『ビジョナリーカンパニー』日経BP出版センター.