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【投資判断に役立つモノサシ】PERとディスカウントレートの関係性のわかりやすい解説

投稿日:2019/5/16

更新日:2019/5/16

 

どうも、あおりんごです。

なかなか数学で考えるのはむずかしいですよね笑

普段馴染みがなかったり、考え方からして数学で考えずにイメージで考える方もいらっしゃるかと思います。

 

「どうすればみなさんに伝わりやすいのか、理解しやすいのか」を考えていますが、なかなか難しいものです笑

これはひたすら考えるしかないですね笑

 

さて今回は、PERとディスカウントレートの関係性についてお伝えしようと思います。

実はこの2つは 表と裏 の関係だったんですね!

 

「ん? どういうこと?」

 

ちょっと疑問が湧いてきませんか?笑

ではご紹介していきましょう。

 

合わせて読みたい!

【投資判断を測るためのモノサシ】PERの解説

【投資判断を測るためのモノサシ】現在価値とディスカウントレートの解説

 

PERとディスカウントレートは、表と裏

まずは、企業価値で導き出した式を利用したいと思います。

PV(企業価値)1
図1. PERとディスカウントレートの関係性

このような式でした。

(参照⇒【投資判断を測るためのモノサシ】企業価値の解説

 

これに対して両辺に ” c ” をかけると以下のような式に変換できます。

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図2. PERとディスカウントレートの関係性

この式はどこかで見覚えがありませんでしょうか?

 

そう、左側がPERの式になっています。

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図3. PERとディスカウントレートの関係性
  • PV:企業価値ではなく、市場価値の時価総額
  • c:純利益

 

と考えれば、この式はPERに同じと考えることができます。

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図4. PERとディスカウントレートの関係性

図4.の式から、企業の成長率を考えたディスカウントレートがPERの逆数 になっていることがわかります。

 

つまり、PERとディスカウントレートは 表と裏 の関係性というわけです。

なんか不思議ですよね笑

工業系のPERが低い理由

工業系(シクリカル銘柄)のPERが低いことが一般的です。

たとえば投資したい企業が株式市場で以下のPERで評価されていたとします。

 

  • PER = 5倍( r – g = 20%)

 

シクリカル銘柄の工業系企業は基本的に低成長です。

一方で、景気や海外の環境によってキャッシュが得られるかどうか変わります

となれば、どれだけのキャッシュが得られるかどうか毎年の景気変動によってわからないので、リスク ( r ) は大きくなります。

 

数字で見てみると理論上のPERとディスカウントレートの関係性は、

  • 20% = 21% – 1%
  • 20% = 26% – 5%
  • 20% = 99% – 79%??

となります。

シクリカル銘柄に高い成長は見込みにくいですよね笑

バイオPERが高い理由

では次にバイオ銘柄について考えていきましょう。

バイオ銘柄はだいたいこれくらいでしょうかね。

 

  • PER = 100倍( r – g = 1%)

シクリカル銘柄とは反対に、バイオ銘柄は高い成長(利益)を求めています

となれば、成長 ( g ) が大きくなります。

 

数字で見てみると理論上のPERとディスカウントレートの関係性は、

  • 1% = 21% – 20%
  • 1% = 51% – 50%
  • 1% = 99% – 98%??

となります。

成長率は高いが、リスクも大きくなることがわかります。

 

注意点

このように理論上ではPERとディスカウントレートの説明ができましたが、実際には正確には参考程度に確認するものであり、必ず市場では本来の企業価値と市場価値にギャップが生まれます。

 

たとえば

「シクリカル銘柄に思われているけど、実際は成長しているよね?」

とか

「バイオ銘柄に思われているけど、実際は違うんじゃないか?」

とか

 

数字では簡単に表せますが、結局はなぜディスカウントされてるのかを 考えるクセも大切 ではないでしょうか。

まとめ

今回はPERとディスカウントレートについて考えてみました。

PERとディスカウントレートは表と裏の関係性をもっていたんですね。

ぼくもあまり理解していなかったので、書いていていとても勉強になりました。

これからの投資に生かしていこうと思います。

 

あおりんご

 

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