若き日のダーウィンとあおりんご

【多様性は必要!!】人とは違った意見が良質な意見に変化させる「悪魔の代弁者」について

投稿日:2019/6/11

更新日:2019/6/11

 

どうも、あおりんご(@aoringo2016)です。

 

みなさん、自分の意見とは全く違った意見の人を支持できますか?

これはなかなかむずかしいのではないでしょうか。

 

人はどうしても自分の意見が正しいと思うものですし、また優秀な人ほど周りの人の意見を聞き入れにくいのではないかと思います。

同じ意見の人が集まりやすいことも事実です。

 

そんな中で今回は「悪魔の代弁者」について書こうと思います。

悪魔の代弁者とは、多数派の意見があるなかで、あえて反対の意見や反論をする人のことです。

 

つまり多数派の意見に人とは違った意見が入ることで、多数派のリスクや弱点を見つけて、さらに良質な意見に変える、ということです。

 

ぼくは多様性の意見は大切だと考えています。

人と違った意見を自分に固執することなく素直に受け入れることは、自分にとって新しい変化できる機会を与えてくれるからです。

 

悪魔の代弁者とキューバ危機

悪魔の代弁者とは

悪魔の代弁者のとは上記もしましたが、

 

悪魔の代弁者:多数派の意見があるなかで、あえて反対の意見や反論をする人のこと

 

です。

 

こうすることによって、市場原理による価格が適正な水準におちつくように、意見や考え方も同様に反論などによって尖った意見などが削ぎ落とされて、やがて良質なものだけが残ることです。

 

実は、いくら頭脳明晰な人材が集まっていても、みんなが同じ意見では最良の意見になりにくいのです。

 

その例がアメリカで起こった「キューバ危機」です。

 

キューバ危機の例(事例と対策)

1962年10月に当時のアメリカ大統領であったケネディ大統領が、CIA諜報部員より「ソ連がキューバに核ミサイル基地を建設中」である連絡を受け取りました。

 

アメリカでは、まさかソ連がアメリカのお膝元であるキューバに核ミサイルを配備しているとは考えていなかったようです。

 

そこで急遽ではありましたが対応策を考えるために、ケネディ大統領は外交や軍事のスペシャリストだけでなく、例えばポーカーの名手やキューバに詳しい商社マンなど多種多様なバックグラウンドをもった人材を集めて、議論するように命じました。

 

この会議を行うにあたって、ケネディ大統領は以下のルールを設けました。

  1. ケネディ大統領は会議に出席しないこと
  2. 会議中は各行政組織の序列や手続きを忘れること
  3. ある2人は「悪魔の代弁者」として振る舞うこと
  4. 複数の提案を作成し、分けられたグループごとに提出すること

 

「1. ケネディ大統領は会議に出席しないこと」の理由

  1. ケネディ大統領自身の言動が会議の決断に影響を与えないようにするため
  2. 大統領に特別な気を遣ってもらうことがないようにするため

 

「2. 会議中は各行政組織の序列や手続きを忘れること」の理由

  1. 各自が専門分野のみに発言を限定させるため
  2. 自分よりも専門知識を持つ人に対する反論を控えさせるため

 

「3. ある2人は「悪魔の代弁者」として振る舞うこと」の理由

  1. ある2人とは、ケネディ大統領の腹心である司法長官のロバート・ケネディと大統領顧問のセオドア・ソレンセンのこと
  2. 議論に対し、弱点とリスクを見出し、徹底的に突きつけるため

 

「4. 複数の提案を作成し、分けられたグループごとに提出すること」の理由

  1. 提案をひとつではなく、複数の提案を作成することで、選べるようにするため

 

キューバ危機の例(結果)

「悪魔の代弁者」による徹底的な指摘を含む上記の議論は「武力攻撃支持派」と「海上封鎖支持派」に分かれました。

 

ケネディ大統領が選んだ決断は「海上封鎖支持派」でした。

 

理由は「武力攻撃をすると、アメリカ本土にも多大なる被害と死者を出す可能性があるため、その大きな賭けはできない」というものでした。

 

結果的に、大きな被害が出ることはありませんでした。

 

このように「悪魔の代弁者」による指摘によって、最善の策が実行されました。

 

投資で考えた場合

キューバ危機の例のように、同じ意見ではなく、違った意見が弱点やリスクを考える機会になり、それらの意見をもみ合うことによって、最良の答え変化させることができるとわかりました。

 

では、投資の間ではどうでしょうか。

 

たびたび論争になる「バリュー vs グロース」や「ファンダメンタル vs テクニカル」はよく起こりますが、ぼくはこの議論は必要なことであると考えています。

 

どれだけ優秀な投資家が同じ意見を話し合ったところで、人の間違いや弱点、リスクなどを見いだせずに偏った意見になるのであれば、キズの舐め合いにもなる可能性があるからです。

 

※ただし、他の人の意見を受け入れる 寛容な心 が議論には必要ですけどね笑

 

例えば、これはぼくの現状の考えでもあるのですが、投資において上昇相場ではファンダ基準でホールドすれば勝手に株価が上がっていくのでそれでもいいかと思います。

 

ですが一転して下落相場に変わったときは、価格の下落が思う以上に早く「底だ!!!」と思った底が「底ではなかった、、」ということが大いに有り得るので、テクニカル基準で判断しなければその下落からは逃げられないだろう、と考えています。

 

もっともこの考え方は「難しいのでは、、」といった意見もあるでしょうし、資産規模によっても変わります。

ぼくの投資経験は短いので、これらは今後検証することになるでしょう。

 

まとめ

今回はキューバ危機の例から「悪魔の代弁者」についてご紹介しました。

ポイントは以下の通りです。

  1. 自分とは違った意見が良質な意見に変える
  2. その事例が「キューバ危機」
  3. 投資において、ファンダもテクニカルも大切では

 

違った意見を聞き入れることは、自分に変化をもたらすチャンスでもあります。

 

実際にあおりんご京都会では、ファンダ、テクニカル、先物、オプション、優待、配当、初心者、中堅、ベテラン、短期、中期、長期、話題は投資のことはもちろん歴史、世界情勢、政治など、また年齢は10代〜70代の方々など、多種多様な投資方法とバックグラウンドをお持ちの方にご参加いただいており、話題も幅広く素晴らしい議論ができています。

 

それは、ぼくが多様な意見を大切にしたいからです。

 

最後に自然科学者で「進化論」を提唱したチャールズ・ダーウィンの言葉で終わりたいと思います。

「最も強いものが生き残るのではない。最も賢い者が生き延びるものでもない。唯一生き残ることができるのは、変化できる者である。」

チャールズ・ダーウィン
若き日のダーウィンとあおりんご
図1. 若き日のダーウィンとあおりんご
(ケンブリッジ大学にて)

「変化できる者が生き残る」は相場でも同じことが言えるでしょう。

 

あおりんご

 

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